山口 陽輝" width="104" height="104">
NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
今年も新入社員研修の機会を通じて数多くの企業と新入社員の皆様とご一緒させていただきました。
今回は、多くの企業で新入社員研修のファシリテーターとして登壇させていただいた身から新入社員の皆様についての特徴的な傾向についてお伝えします。
昨今の若手（Z世代）は、「怒られたくない」「失敗したくない」という想いが強いと言われています。その背景には、幼い頃からインターネットを活用して正解（正解っぽい）を探して続けてきたからこその傾向だと推測されます。
一方で、私が研修でご一緒する中で感じたことは「新入社員はフィードバックを求めている」ということでした。
ある企業の新入社員研修で、社会人としての期待に満たない行動をとった新入社員の皆様に対して、
「今、皆さんは私の期待を大きく下回りました。」とはっきりフィードバックをお伝えする場面がありました。
そのフィードバックをお伝えした後、数名の新入社員から「他にも至らない点があれば、もっとフィードバックを下さい」と声をかけられました。
その行動に至った背景を聞くと「これまでフィードバックをもらう機会がそんなに多くはなかった。
でも本当はダメなところはダメと言ってほしいし、その方が今後のキャリアにも生かせるはずだから。」とのことでした。
転職を視野に入れながらファーストキャリアを選択している若手世代にとって、フィードバックをもらうということは今後のキャリアを拓いていくために必要なことだと捉えている方は一定数いらっしゃるように思います。
「怒られたくない」という想いが強い皆様に対してはっきりフィードバックを行うことは人事様、現場上司、ファシリテーターにとってハードルを感じることであると思いますが、フィードバックの原則を押さえている状態であれば新入社員のキャリアのためにもフィードバックしていく重要性を感じました。
