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社会人5年目だからこそ得られる、同期からの刺激・学び

社会人5年目だからこそ得られる、同期からの刺激・学び

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著者

掛井 柾樹

著者

掛井 柾樹

大学卒業後、新卒で通信会社に入社。モバイルブランドの新規立ち上げ、サービス仕様の運用・管理を担当。2023年に株式会社NEWONEに入社後は、研修をメインとした人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。社外で取り組む個人向けのコーチング経験を活かし、新入社員から管理職の方々が「変わりたいと思える場」の設計を行う。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

先日、入社5年目社員約20名に対して、2日間のオンライン研修を実施させていただきました。
「入社から5年」というタイミングは、多くの企業様で一つの区切りとしてとらえておられることが多く、組織からの期待・役割も広く置かれています。

企業様の期待を受け、本研修では、入社5年目の社員の方々がさらに組織で活躍していただくために、以下3つのポイントを強化する狙いで実施をいたしました。

  1. 組織を動かしていくことの自覚
  2. 自分目線から組織目線への視野の転換
  3. 周囲を巻き込むリーダーシップ

今回の受講者の方々は、現時点で後輩育成やプロジェクトリーダー等のマネジメントに関わる方や実務の専門性を高めている方等、同期の中でも違いが生まれていました。

入社から時間が経てば経つほど同期と集まる機会が減っていく中で、同期の成長や自分との違いを感じることができる機会は重要だと考えます。

今回の受講者の方々にとっても、同期の活躍から刺激を受けたり、同期からのフィードバックによって新たな視点での気づきを得られたりと、意味のある研修となったのではないかととらえています。

2日の研修を通して、受講者の方々からは、以下のような気づきの声が上げられていました。

・5年目としてのあるべき姿がどんなものなのかを考える良い機会となった
・あるべき姿を明確にすることで現状とのギャップにより問題の認識ができ、今後どうしていくべきなのかも具体的になっていくことが分かった
・同期との対話を通して視野を広げてありたい姿を見出すことができた

昨今、社会人5年目では、組織から求められる期待が大きくなる一方で、自身のキャリアに対する不安や見直しにより転職を検討される方が多い傾向にあります。
これは、個々のキャリアへの意向が高まり、組織に対する“遠心力”が強まっている状態です。

そのような中で、組織として、会社のこれからをリードしてほしいと期待している若手に対しては、組織への“求心力”を高める施策・機会をつくりあげていくことが重要です。

今回のような同期が久しぶりに集まり、入社からこれまでを振り返り、それぞれのこれからを応援し合う機会をつくるだけでも、組織の居場所を感じ、もっとやってみようと思えるきっかけになると2日間を通して感じました。