
NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
近年、新入社員育成においては、研修内容の充実はもちろん、OJT、1on1、上司面談、人事面談、フォロー施策など、さまざまな育成施策が実施されています。
一方で、多くの企業様とご一緒する中で感じるのは、個々の施策の質が高くても、それぞれが独立して運用されているケースが少なくないということです。
例えば、
- 研修で主体性・仕事の進め方について学ぶ
- 現場ではOJTが行われる
- 人事面談で悩みをヒアリングする
- 上司との1on1を実施する
それぞれは非常に価値のある取り組みです。
しかし、新入社員本人からすると、それらが別々の出来事として存在している場合があります。
研修で考えたことが現場で活かされない。
現場で悩んでいることが研修で扱われない。
上司との対話と人事施策が連動していない。
その結果、一つひとつの施策が「点」として存在し、本来生まれるはずだった育成効果を十分に発揮できないことがあります。
そこで私たちが大切にしているのが、「新入社員研修と現場施策の接続」という考え方です。
一見、「いつも新入社員研修の設計時にやっているよ」と思うようなことですが、ただ現場で実施している施策と形式上で接続するのではなく、現場で出ている「実は…」といった生の声等をヒアリングしたり、現場施策の前後の受講者の様子をリアルタイムで連動する等をして、研修と現場を繋ぐことが非常に大事です。
実際、今年も4月~5月にかけて多くの企業様と新入社員研修の企画をご一緒させていただくことができましたが、その中でも特に新入社員の意識・行動に変化が見られたのは、現場施策と研修設計の連動が細かくされていた設計でした。
そもそもなぜ接続が重要なのか
新入社員の成長は、そもそも研修の場だけで起こるものではありません。
実際には、
- 配属後の戸惑い
- 初めての失敗
- 上司からのフィードバック
- 小さな成功体験
- 周囲との関係構築
といった日々の経験の中で育まれていきます。
だからこそ、研修で生まれた気づきを現場で試し、現場で得た経験を再び振り返る機会があることで、学びは定着しやすくなります。
例えば、
研修で「主体性」を学ぶ
↓
現場で実践する
↓
上司との対話で振り返る
↓
次回研修で経験を整理する
このような流れが生まれることで、研修内で重要だと学んだことが現場でのリアルな経験に紐づくことで学びが「腹落ち」し、自分自身の行動として定着していきます。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
研修と現場をつなぐポイントまとめ
改めて、研修と現場を接続する際のポイントをまとめているので、研修企画の際に参考にしていただけると幸いです。
<学びの接続設計の3つの視点>
研修前後の施策とつなぐ
研修単体ではなく、「この研修の前後に何があるのか」「その施策によって、受講者はどのような変化が起こりそうか・起こったのか」を、人事様と研修設計担当で連携し、研修で伝えるメッセージや内容を調整します。
現場経験とつなぐ
研修で学んだことを職場で実践できる状態をつくります。
単なる理解ではなく、「明日から何を試してみるか」を明確にすることで、学びを行動へと変換します。
また、まだ現場で経験できる機会が無くても、新入社員の感情に沿って設計することも大切です。
振り返りとつなぐ
経験は、振り返ることで初めて学びになります。
そのため、フォロー研修・1on1・人事面談・チーム内対話等を通じて、学び・気づきを整理し、内省する機会を設計します。
また、新入社員研修の時期から先輩社員を巻き込む習慣が作られると、配属後の上司との関係構築もスムーズに進む傾向があるため、副次的にも効果的な施策です。
最後に
これからの育成において行動変容を促していくには、「良い研修を実施すること」だけでなく、その学びをどのように現場や既存施策とつなげるかが、ますます重要になると考えています。
だからこそ私たちは、「どのような研修を実施するか」にこだわりを持って設計することに加えて、「その学びをどのように現場で活かすか」「既存の育成施策とどう連動させるか」まで含めてご支援したいと考えています。
育成施策を個別最適で終わらせるのではなく、新入社員の成長体験として一つひとつの施策を点ではなく線にし、学びを行動変容へとつなげることを大事に、今後も新入社員研修を設計していきます。
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