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1年間(25.9-26.8)のNEWONEグループの取り組み 

1年間(25.9-26.8)のNEWONEグループの取り組み 

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著者

上林 周平

著者

上林 周平

大阪大学人間科学部卒業。 アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。2002年、(株)シェイク入社。企業研修事業の立ち上げ、商品開発責任者として、プログラム開発に従事。新人~経営層までファシリテーターを実施。 2015年、代表取締役に就任。2017年9月、株式会社NEWONEを設立。 2022年7月に、「人的資本の活かしかた 組織を変えるリーダーの教科書」を出版。2024年6月に、『組織の未来は「従業員体験」で変わる』を出版。

8月28日(金)に、日頃の感謝の気持ちを込めて、お取引先企業様限定で「NEWONEグループ Thanks Day 2026」を開催させていただきました。 

当日は140社、235名の皆さまにお集まりいただき、立教大学の舘野泰一先生、田中聡先生にもご登壇いただき、「AI時代、人と組織をどう育てるか」をテーマに、講演、パネルディスカッション、ワークショップ、懇親会を実施しました。 

毎年この時期に一年を振り返っていますが、今年も様々な変化がありました。 
この一年のNEWONEグループの取り組みと、そこから感じていることをまとめてみたいと思います。 

皆さまと歩んだ、この一年

この一年、NEWONEでは266社のお客様とお取引をさせていただき、研修・ワークショップの実施は1,981クラスとなりました。 

参天製薬様における、アンバサダーとともに進める理念浸透、コメダ様における「コメダ大学」を通じた学び続ける組織文化づくり、ローソンエンタテインメント様における多様な事業・職種を束ねる人事制度改革、双日テックイノベーション様におけるPANAIサーベイを活用した新人育成のデータ活用など、テーマも非常に多岐にわたっています。 

事例紹介 | 株式会社NEWONE 

改めて感じるのは、人・組織課題を一つの施策だけで解決することが難しくなっていることです。 
お客様と向き合う中で、NEWONE自身の支援領域も広がった一年だったと感じています。 

お客様の声を、さらにサービス改善へつなげる

今年、新たにNPSの計測を開始しました。 

これまでに568件の声をいただき、平均スコアは40.7となっています。 

自分たちのことを理解して、一緒につくってくれる」「一人ひとりが参加したくなる場をつくってくれる」「安心して任せられる」といったありがたい声をいただきました。 

一方で、「研修後まで含めた成果・変化への伴走」「自分たちが気づいていない課題への、さらに踏み込んだ提案」への期待もいただいています。 

 
私たちとしても、実施して終わりではなく、人や組織が本当に変わったのか。 

その成果まで向き合う会社へ、さらに進化していきたいと思っています。 

ライフワークスがNEWONEグループへ 

今年4月には、ミドル・シニアのキャリア開発領域で豊富な知見と実績を持つライフワークスが、NEWONEグループに加わりました。 

人生100年時代と言われる中で、若手や管理職だけではなく、ミドル・シニアを含めて、一人ひとりが長い職業人生をどう前向きに歩むかは大きなテーマです。 

同時に、企業側にとっても、年齢にかかわらず人材を活かし続けられる組織をつくることが、ますます重要になっています。 

NEWONEが培ってきた人材開発・組織開発と、ライフワークスが培ってきたキャリア開発の知見を掛け合わせることで、より幅広い人材課題に向き合っていきたいと考えています。 

NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。

開催中のセミナーを見てみる

AI時代のマネジメントを考え、3冊目の書籍を出版 

2026年1月には、私自身3冊目となる『部下の心を動かすリーダーがやっていること』を出版しました。 

AIの急速な進化に伴い、「管理職は必要なのか」という議論も増えています。 
しかし私は、AIが進化するほど、管理職にはむしろ「人の心を動かす仕事」が求められると考えています。 

知識を教える、情報を整理する、正解を提示するといった仕事は、AIがかなり支援してくれるようになります。 
だからこそ、相手の気持ちを理解し、意味を伝え、本人が「やってみたい」と思える状態をつくる。 

これからのマネジメントでは、こうした人にしかできない関わりが、より重要になると思っています。 

AIを「学ぶ」から、AIとともに「働く・育つ」へ 

この一年、AIをテーマにした研修やプログラム開発にも力を入れてきました。 

単に生成AIの操作方法を学ぶのではなく、AIを使うことが当たり前になったとき、新人育成や管理職育成そのものをどう変えるのか。 
学び方や仕事の進め方をどうアップデートするのか。 

そうしたテーマへの取り組みを進めています。 
 

それに加えて、実際の業務にAIを組み入れる伴走型コンサルティングも実施しております。 
一方で、私たちにもまだ答えがあるわけではありません。 

AIをどう使うか以上に、「AIが当たり前になる時代に、人が育つとは何なのか」。 
今回のThanks Dayでもこの問いを掲げましたが、今後もお客様や研究者の皆さまと一緒に考え続けたいテーマです。 

NEWONE TALKを通じて、外から学び続ける 

2025年7月から始めた「NEWONE TALK」も、約一年間継続することができました。 

パナソニック コネクト様、小田急電鉄様、SmartHR様、丸井グループ様、NTTデータ様など、多くの企業の方々にご登壇いただき、各社の取り組みや葛藤について率直にお話しいただきました。 

また、NEWONE TALK以外でも山口周さん、石山恒貴先生、中原淳先生など、多くの有識者の方々とも、人と組織の未来について議論する機会をいただいています。 

一年続けて感じるのは、正解を教えてもらう以上に、「自分たちが考えるべき問いに出会うこと」の重要性です。 
これからも月に一度、自社の外に触れ、「これからの働く」を考える学びの場として育てていきたいと思います。 

「答え」ではなく、「問い」と「つながり」を 

今回のThanks Dayでは、場のゴールを、 
正解を持ち帰るのではなく、自社の人・組織を前に進める『問い』と『つながり』を持ち帰る」 
と設定しました。 

AIの進化によって、情報を集めたり、一定の答えを得たりすることは、これまで以上に簡単になっています。 

だからこそ、何を問うのか。 
誰と考えるのか。 
そして、考えたことをどう実行するのか。 

こうしたことの価値が、むしろ高まっていくのだと思います。 

NEWONEグループ自身もまだ変化の途中です。 

お客様、有識者、研究者、様々なパートナーの皆さまとともに問い続けながら、人と組織を前に進める価値を生み出していきたいと思います。 

改めまして、この一年も多くの機会をご一緒いただき、本当にありがとうございました。 
創業10期目も、どうぞよろしくお願いいたします。