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新卒1年目が感じる、「イキイキと働く1年目」と「そうでない1年目」の差をつくるかかわりとは?

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どの新入社員もワクワクと不安を持ってスタートしたはずの4月ですが、入社から半年が経った今、私の周りでもやりがいを感じて仕事をしている同期と、「仕事が面白くない」「想像していた成長が得られない」と感じている同期に差が出てきました。

なぜこの差が生まれるのでしょうか。

私は仕事の渡し方に要因があると感じています。

今回は仕事の渡し方のポイントを2点、具体的に解説していきます。

①目的意識を持たせる

新入社員の多くはまだできることが少なく、どうしても限られた範囲の仕事しかできません。そのため、今自分が任された仕事が「どのような価値を生み出すのか」、「自分にとってどんな成長に繋がるのか」等が見えにくくなってしまいます。

よって、上司から与えられた仕事だけをただこなすだけでは、他の人ではなく自分がその仕事をやる意味を感じられず、目の前の仕事がつまらなく感じてしまいます。

仕事を渡すときには、この仕事が本人にとってどのような意味があるのかを伝えることが重要です。この時に、本人の目標や意向に照らし合わせた意味を伝えると、より納得感を持って仕事に取り組むことができます。

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②適切な負荷をかける

他社で働く私の同期の中には、「もっと仕事をしたいのに、上司からゆっくりで良いと言われて自分が欲しい量の仕事がもらえない」という人や、反対に「求められるレベルが高すぎてできない自分に自信をなくす」という人もいます。

つまり、渡す仕事の難易度が低すぎても高すぎてもやる気をなくしてしまう原因になります。

本人にとって達成が多少困難ではあるが、不可能ではない程度に、ストレッチな仕事を渡すことで、成功体験を重ね、自己効力感を上げることができます。

まずは、普段から新入社員の仕事ぶりや性格等をよく観察し、一律で仕事を渡すだけではなく、本人に合わせた仕事の渡し方や、難易度設定をしてみましょう。