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いよいよ新年度、人事に対する考え方をアップデートしませんか

いよいよ新年度、人事に対する考え方をアップデートしませんか

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著者

上林 周平

著者

上林 周平

大阪大学人間科学部卒業。 アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。2002年、(株)シェイク入社。企業研修事業の立ち上げ、商品開発責任者として、プログラム開発に従事。新人~経営層までファシリテーターを実施。 2015年、代表取締役に就任。2017年9月、株式会社NEWONEを設立。 2022年7月に、「人的資本の活かしかた 組織を変えるリーダーの教科書」を出版。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

いよいよ2024年度がスタートしました。

NEWONEは少し早く3月27日に入社式を行っておりますが、
新入社員の入社や異動などで、変化を感じる季節であり、想いを新たにする時でもあります。

そのような時期だからこそ、改めて、人と組織について考えていければと思います。

人材枯渇時代に向き合うタイミング

「今日から未来で、今日が一番採用しやすい日ですからね。」

先日あるパネルディスカッションに出させていただいた時に聞いた言葉ですが、
人が不足し、人を採用するのが難しいのは、今後収まることはないでしょう。

人材枯渇時代。
そのような言葉を聞くこともありますが、HRは、今までの考え方を大きく転換する
すなわち、HR Transformationするタイミングでもあります。

人が枯渇し、かつ人材流動化が激しくなってくると、人を育てても、違う場所に移っていくことが当たり前になり、
育てたことに意味があるのか、という葛藤が起こることもあります。

この葛藤とどう向き合うのか。

一つの考え方の変革が、人を変えたり、育てたりすることはもちろん大事ですが、
それ以上に、職場自体を変革することに注力することが大事です。

人材が流動化しても、(あいまいな概念ではありますが)職場自体はどこかに移っていくものでは決してなく、
組織において資産として残り続けるものです。

また、そもそも良い職場でないと、人は定着しないし、人を惹きつけて獲得することもできません。

このタイミングで職場を大きく転換(HR Transformation)し、未来に向けた礎を作ることが大事です。

NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。

開催中のセミナーを見てみる

重要となってくる「推せる職場」

働きやすいが、成長実感などが得られにくい職場を「ゆるい職場」や「優しすぎる職場」と言うこともあり、
現状に不満はないが、未来のキャリアに不安を感じて退職する人が増えていると言われています。

弊社では、その「優しすぎる職場」の対比語として、
「チームや組織に対して参画している実感があり、ハマるように前のめりに仕事に取り組むことができ、かつ人に推薦(推す)したくなる職場」を「推せる職場」と定義し、その変容のメカニズム等を明らかにしながら、変革支援を実施しています。

※「推せる職場」の詳細な分析レポートは以下からご覧ください。

変革のために人事が学べる場を増やしたい

過去を振り返って、中期経営計画等にこれほど人・組織のトピックが記載される時代があったでしょうか。

急激に変化している状況に、経営も人事も、推せる職場への転換などを対応する必要があり、
そうなると、前例のないことについて情報取集して学んだり、意見交換したりする機会が必要です。

NEWONEでは、人事向け学習コミュニティーとして、
HR Plusというサイトをリリースし、人事の業務について無料で体系的に学べる機会を用意しております。

また、変革推進は簡単ではないからこそ、壁打ちが必要であると思っています。
そこに向けて、HR Plusコーチというサービスをリリースして、人事の皆さまの推進を伴走支援させていただいています。

また、知識を強化し、他社と情報交換を通じて深めていくことを目的としたHR Plusスクールも実施しており、5月から4期生が開講予定です。

いよいよ新年度。急速に変化するHRに対して、

・経験豊富な方々が更なるアップデートの機会
・異動や転職などで初めて人事になる方々のスタートダッシュの機会

になればと思っております。
本年度も何卒よろしくお願いします。