NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
「木こりのジレンマ」という寓話をご存知でしょうか。
木を切り続けている木こりが、斧の刃先が鈍っているにもかかわらず「研ぐ時間がない」と作業を続けてしまうことで、効率も成果も上がらなくなる、そんなお話です。
これは現場でもよくある光景ではないでしょうか。
気づけば「斧」がボロボロになってしまっているにも関わらず、成果が出ないと嘆き、目の前の業務に追われ続ける。そうした状況に陥っている方が、皆さまの職場にもいらっしゃるかもしれません。
先日、ある大手IT企業様にて「内省ワークショップ」を実施しました。
対象は、長期的なプロジェクトに携わりながらも、自身の成長や今後のキャリアに不安を抱えるメンバーの方々です。業務の振り返りや自身の強み・弱みを見つめ直す機会が不足している状態でした。
そこで行ったのが「自己効力感を高める振り返り会」です。
ワークショップでは、
・モチベーション曲線を用いたこれまでの経験の可視化
・自身の強み・弱みの内省
・ 上司からの経験共有による共感の創出
を通じて、個々の自己理解を深めると同時に、「自分にもできる」という感覚を取り戻していただきました。
さらに、チーム単位での実施により、メンバー間の相互理解や共感が生まれ、「個人だけでなく組織としての効力感(組織効力感)」を高める時間にもなりました。
研修というと階層別での実施が一般的ですが、チーム単位でのアプローチも効果的です。
斧を研ぐ時間を意識的に設けることで、組織全体のパフォーマンスを高める一助となります。
ぜひ、導入をご検討いただければと思います。