NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
弊社は2017年に設立し、現在8期目で、
業容拡大のため、この3月よりオフィスを移転します。
創業以来増床も含めると2年に一度のペースで移転をしています。
オフィス移転はコストが莫大にかかるし、住所変更等の手続きが膨大で大変であり、
限られた予算でやりくりする必要があるベンチャー企業としてはとても悩ましく、
1か所に長く居るポリシーにするべきか否かずっと考えながら進めてきました。
そういった試行錯誤の中で、エンゲージメント高い組織を作るというテーマで見たときの、オフィス移転の良い部分についてまとめてみたいと思います。
オフィス移転の良い側面
エンゲージメント向上のポイントに向けて、まずはオフィス移転の良い面から整理したいと思います。
良い面の1つ目は、カルチャーをフラットにする機会になること。
会社が成長していく中で、人数が増えることはあります。
そうすると、この会社におけるベテランと最近入った人という入社歴という観点からの差が生まれます。
エンゲージメントとは、相互貢献がベースであり、ある意味”対等”というのが大事です。
オフィス移転は、社歴に差があったとしても、
“〇〇オフィスへの移転メンバー”として、全員が同じフラットな状態にできるチャンスです。
皆がフラットに、同じ船のメンバーであるという感覚を持つことができるかがポイントであり、この機会を活かすことができるかが大事です。
もう1つは、組織が変わっていくという機運を作る機会であること。
人材流動化時代において、キャリア不安などから成長を求める若手社員も増えているとも言われています。
そのため、組織のカルチャーにおいて、停滞感があるとプラスに働きづらく、
組織自体が変化していることを感じる機会を作ることはエンゲージメント向上においてもとても重要です。
一方で、各社の組織変革の支援をする中で感じるのは、
組織が良くなり始める小さな変化があっても、それに気づかず、”まだまだ””全然ダメ”と機運を作れていないシーンもよく見られ、機運を作るのはかなり意図を持たないと難しいとも感じます。
そういう難しさがある中、オフィス移転は、わかりやすく組織が変化している、特に”より良くなっている”機運を作る絶好の機会です。
ただ、注意すべきは、エンゲージメントは相互貢献であり、一方的に与えられると受け身的になってしまいます。
会社が一方的に環境変化を与えるのではなく、
メンバー一人ひとりの貢献が組織をより良くしているという手ごたえを感じる機会にすることが大事であり、オフィス移転においてもそれを感じる機会を作ることが大事です。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
オフィス移転から考える職場のエンゲージメント向上ポイント
オフィス移転は、コストもかかることであり、
自分が所属している部門や職場だけで実施することは難しいです。
しかし、そのオフィス移転のポイントから、日頃の職場作りに活かせるポイントは多くあります。
例えば、フラットである感覚を作ることが大事ですが、
期初や半期のタイミングの決起会のような場や、職場のミッションとして重要なイベント開催のような機会に、職場歴を外してフラットな感覚を作ることもできます。
また、職場単位で”対話”を行う機会を作り、そうすることで上下ではなく互いの背景理解からフラットで強固な関係性を築く機会となります。
機運づくりとしては、移転のようなわかりやすいものでなくても、
以前よりも、〇〇のような大きなプロジェクトを実施できるようになった、△のスピードが少し上がった、皆で意識したエンゲージメントスコアが少し上がった、というように、小さな変化を見つけ出して、皆で共有する機会を作ることも可能です。
上記例からもあるように、ベースとして大事なことは、自分たちが自分たちの所属する職場をより良くできているという手応えを得ることができるかどうか。
弊社では、そういった職場に対する心理的所有感がある状態を”推せる職場”と定義し、ラボで研究をしています。
また、そういった職場を応援するためにも、推せる職場アクション宣言と題して、賛同企業を募っております。
全く不利益があるものではないので、興味ある方は、是非ご登録いただければ幸いです。
https://oserushokuba.jp/action
オフィス移転のお知らせ
NEWOEの新住所は以下の通りです。
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目4−7 虎ノ門36森ビル9階
今までが、千代田区隼町で、これからが港区虎ノ門ということで、
隼のようにスピード感持って取り組んできましたが、これからは虎のように強く挑戦していきたいと思います。
オフィス移転は良い側面もありますが、環境がかわり、カルチャーが変わり、
組織が崩れるリスクも大いにあります。
従業員一同、結束して、より良い価値を提供していけるように精進していきたいと思います。
引き続き、弊社をよろしくお願いします。