増富 寧々" width="104" height="104">
NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
昇格しても仕事内容が変わらないと、「社員のやる気が上がらない」と感じる人事担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、業務が変わらない場合でも、求められるマインドやスタンスを引き上げたいという悩みもあるかもしれません。
今回は、業務に慣れ主体性が低下している社員に対して、どのように視座を引き上げ、主体性を発揮させるかについて、事例を交えて述べていきます。
ご一緒させていただいた企業では、課長代理の方々に研修を実施しました。
彼らは主任から昇格したものの、仕事内容は大きく変わらず、求められる行動を十分に発揮できていない状況でした。
そこで、今回、研修で軸とした内容は「いかに課長代理の方の視座を上げるのか」ということです。
視座を上げれば、業務内容が変わらずとも、必然的にジブンゴト化の範囲も広がるので、主体性も向上するという考えのもと、「視座を上げる」ことに注力した研修プログラムを開発しました。
視座を上げるための研修内での仕掛けは、部課長からのフィードバックです。
部課長がどの視座で組織を見ているのかを考えるだけではなく、実際に自分の意見を壁打ちし、フィードバックを受けることで、視座を上げていくという仕掛けをつくりました。
上司からフィードバックをもらうことで、自分が考えていなかった観点に気づくので、視座を高めることができるということです。
研修当初は視野広く、視座高く組織を見られていない印象でしたが、研修後には、
組織全体を俯瞰して、自分の部署について考えることができ、今後の組織を担うリーダーとしての自覚も少しづつ芽生えてきたように感じます。
皆さんの中で、「昇格したけどパフォーマンス変わっていないな・・・」という受講者様がいたら、もしかしたら、視座上げがポイントになるかもしれません。
