掛井 柾樹" width="104" height="104">
NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
日頃から人事の方々と組織・人材についてお話しさせていただく中で、シニア層について扱われる機会が増えてきたように感じます。
昨今、「LIFE SHIFT」を筆頭に人生100年時代というメッセージが世に放たれ、労働の長寿化、人材不足によるシニア層の活躍推進が謳われるようになってきました。
一方で、シニア層の方々でいうと、上記メッセージとは逆行し、定年や早期退職等に向け進んでいる方々が多いというのが実態です。
組織としてのシニア層への期待とご本人たちの意向をどう折り合いつけていくかが、各企業の課題となっているのではないでしょうか。
そこで、本日は、ある企業様のシニア層の方々向けの研修をもとに、シニア層のキャリアについて考えてみたいと思います。
今回ご一緒した研修では、具体的に、
- ゲーミフィケーションを活用した、人生シミュレーション
- これまでのキャリアの棚卸し（強み、価値観、経験の深掘り）
- これからのキャリアに向けたアンラーニング
を実施しました。
ゲーミフィケーションを活用することで、「楽しく」「制限なく」未来を構想できることができ、結果、これからの人生の選択肢を広げることにつながります。
その結果、参加いただいた方々からは、
- これまでのこだわりを手放して、新たな営業開拓をしていきたい
- 自分がこれまでに築いてきた人間関係は、これからのキャリア・人生にもつなげていきたいと感じた
- 定年まで一直線だと思っていたけれど、まだやれることはあると気づき、頑張りたいと思った
などのコメントがあり、ご参加いただいた方の今後を後押しする時間となりました。
本研修を通して、シニア層の方々にとって重要なのは、
これまでの「延長線」を描くのではなく、これからを「選び直す」こと
だと考えています。
人生100年時代と考えた時、シニア層の方々もここから折り返しという場合がほとんどです。
組織・人事からも定年に向けて」ではなく、シニア層の方々の豊かなキャリア・人生を後押しすることを第一に、「選び直し」をサポートする機会の提供を考えてみてはいかがでしょうか。
