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自分で自分を成長させる、成長実感を得るための3つのポイント

自分で自分を成長させる、成長実感を得るための3つのポイント

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著者

青木 美奈

著者

青木 美奈

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員・若手から管理職まで幅広い階層の研修設計を支援。特に女性活躍、ダイバーシティ推進に注力している。社内では、メソッド記事の作成を推進している。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

入社2年目で迎えた4月、昨年と比較して自分の成長を実感しました。
弊社では、ありがたいことに、4月は研修実施が年間通じて最多の時期となり、多くのお客様とご一緒させていただきました。

そのため、1人で納品に立ち会うこともしばしば、4月末頃までオフィスに出社しない日が続く、といった毎日を過ごしています。

昨年は、初めての繁忙期だったので余裕がありませんでしたが、今年は明らかに昨年と異なっている感覚を得ることができました。

今回は、そんな私自身の経験から、成長実感を得るためのポイントを3つご紹介します。

1. 同じ経験を繰り返す

当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、同じ経験を2回以上することで、以前の自分と比較して成長を実感しやすくなります。成長を実感するためには、この「過去の自分と比較する」という考え方が重要です。

特に、年に1回しかない経験等、日常業務での経験と少し毛色の違う経験を、初回から少し時期を置いて経験することで、日常業務の中で培われてきた能力や、経験を活かし、初回よりも成長している感覚を掴みやすくなります。

2. 経験学習サイクルを習慣化する

同じ経験を繰り返す、といっても、日々を無計画に過ごすだけでは成長を実感することは難しいです。
日常業務の中で、日々の学びや経験を振り返る習慣を持ち、毎日、毎週、毎月、等の区切りで経験を持論化する経験学習サイクルを回すことが重要です。

経験学習サイクルを回す習慣をビジネスマインド・スタンスとして若手のうちに身につけることで、その後も働く中でどんな環境に行っても自分の力で自分を成長させられる力となります。

3. 経験しっぱなしにするのではなく、日常の中で振り返りをする一工夫を加える

経験学習サイクルとも通じますが、経験したことをそのままにするのではなく、一度立ち止まり、振り返りの機会を持つことが重要です。

日々をただ過ごしているだけでは、自分自身の変化や成長を実感しにくく、成長が鈍化することにつながります。
だからこそ、若手のうちに階層別研修が複数用意されており、研修の導入で振り返りの時間を取り、成長を確かめたり、もっと成長できる伸びしろを見つめたりする時間を取るのです。

忙しい日々の中で振り返りの機会を設けることはハードルが高いかもしれませんが、例えば1日の終わりに何となく書いている日報に一工夫を加えて、今日の振り返りをしてみる、1つの仕事の区切りがついたタイミングで、業務完了の報告とともに先輩と振り返りの時間を取ってみる等、日常業務の一部に振り返りの機会を設ける一工夫をすることで、成長スピードが格段に上がります。

成長実感を得るための3つのポイントをご紹介しました。

日常のちょっとした工夫を通して、成長を実感することで、成長の手ごたえを掴むことができ、前向きに仕事と向き合うことにつながります。自分の成長を自分で実感し、さらに成長したいという気持ちを引き出すことが持続的に成長していく力となります。