NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
多くの企業様とご一緒していると、
「わかって終わりになってしまっている」
「研修最後にアクションプランを立てるけど、その後の行動が変わっていない」
「すぐにはできないこともわかっているが、研修の中で何を狙って設計したらいいのか悩ましい」
といった、研修をやりっぱなしにしたくないというお声を聞くことが多くあります。
そもそも、わかるとできるとはどういうことなのでしょうか?
ここでは、仮に以下と定義することにします。
わかる=頭で理解している状態
できる=自分以外の誰かに「頼りになる」「安心して任せられる」と思わせている状態
上記のように定義をつけると「わかる」と「できる」の間には、大きな溝があると感じます。
先日のOJTトレーナー研修では、上記の大きな溝を埋めるべく、以下の2つのポイントを大切に設計させていただきました。
「わからない」と「できる」の間を分解し、自分の現状を正しく認識する
わかるとできるの違いの溝を埋めるために、まずは、「わからない」から「できる」までを
・意識していないしできない①
・意識してもできない②
・意識したらできる③
・意識しなくてもできる④
の4段階にわけ、今自分がどの位置にいるかを認識していただきました。
「できない①」と認識するではなく、どのようにできないか、を認識することができ、自分の現在地を正しく認識することにつながっていました。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
「意識してもできない②」と「意識したらできる③」の間の「やる」をとにかく研修中に組み込む
「意識してもできない②」から、「意識したらできる③」を乗り越えるために必要なことを何でしょうか?それは、「やる=理解していることを行動に移す」です。
自転車の乗り方を理解しても、何回も練習をして「やる」を繰り返さなければ、自転車には乗れるようにならないことと同じで、「やる」ことがなければできるようにはなりません。
そのため、研修内で、現場のリアルな場面設定のもと、ロールプレイングをとにかく行い、「やる」ことで見えてきた自身の伸び代に気づいていただきました。
・研修をやりっぱなしにせずに、「できる」状態に近づく研修設計にするためには?
・研修の中で「わかる」と「できる」の溝を埋める方法とは?
を改めてご確認いただく際の参考になれば幸いです。