NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
「気が付いたら、いつの間にか時間が経っていた」
そんな経験、あなたにもあるのではないでしょうか。
例えばそれが仕事であるとき、集中していることにさえ気づかず時間が経過しており、予期せず他の業務が圧迫されたとしても、心のどこかではスッキリした充実感を得ていないでしょうか。
このような状態のことを、「フロー状態」と言います。(スポーツの世界では、「ゾーンに入る」等とも言われます)
人は、自分で決めたことには意欲高く取り組む生き物です。
もしあなたが意図的にフロー状態に入ることができれば、これほど仕事を充実させる手段はないかもしれません。
では、フロー状態を意図的に創り、自分の仕事に夢中になるには、どうすればよいのでしょうか?
フローの生みの親、ミハイ・チクセントミハイ著「フロー体験とグッドビジネス」からご紹介します。
フロー状態に入るには?
「目標が明確であること」「タイムリーな反応があること」等、いくつかの条件がありますが、詳細は本書に譲り、私からは日々の仕事に活かせるひとつの方法をお伝えします。
それが「チャレンジとスキルがともに高くて互いに釣り合っている」状態を創ることです。
つまり、今の自分にとってストレッチだと思えることに対して、自分が持っているスキルを用いて挑戦すること。
それがフロー状態に入るために必要な条件のうちの一つです。
しかし日常の仕事では、どうでしょうか。
日々の忙しさに忙殺されてチャレンジングなことをしていなかったり、いつの間にか「既に獲得した」スキルでしか勝負していなかったり、意外とこの条件を満たすことは難しいように思えます。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
何から始めるべきか?
それでは我々は、フロー状態に入るために、まず何から始めるべきでしょうか。
私は「自身のスキル・価値観を知る」ことだと考えています。
スキルを発揮しようにも、「私は○○というスキルを持っており、これを使いたい」と思えていないと、発揮しようがありません。
また、チャレンジをしようにも、「私は△△という価値観に基づいて、□□に取り組んでみたい」と思えなければ、十分な動機付けがされていません。
一見遠回りなようですが、「あなたの保有しているスキル、あなたが大事にする価値観は何ですか?」と聞かれたときに、果たしてどれほどの方がすんなり答えられるでしょうか?
仕事の充実度をあげるためにまずは、我々はもっと自分自身の内面に向き合ってみてもいいのかもしれません。