
NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
このたび2026年4月1日付で、株式会社ライフワークスがNEWONEグループに参画することとなりました。
NEWONEとしては、今回が初のM&Aとなります。
本件に至った背景と、今後どのような価値を生み出していきたいのかについて、私なりの考えをお伝えしたいと思います。
なぜ今、ミドル・シニア領域を強化するのか
NEWONEはこれまで、「すべての人が活躍するための、エンゲージメントを」を掲げ、
若手からミドル層を中心に支援を行ってきましたが、ミドル・シニア領域についても一定の支援を行ってきました。
実際にご支援させていただく中で、
「シニア層の意識変革が組織全体の活性化につながった」
「経験豊富な人材が再び主体性を取り戻した」
といったお声もいただいており、この領域の重要性と手応えは強く感じていました。
そのうえで改めて感じているのは、
個人の活躍は“連動した施策”の中でしか生まれないということです。
若手の主体性を高めても、上司のマネジメントが変わらなければ定着しない。
管理職の意識を変えても、キャリア後半の停滞感が残れば、組織全体のエンゲージメントは高まらない。
だからこそ今回、ミドル・シニア領域を「強化する」という意思決定に至りました。
25年の知見と、組織変革の掛け算
ライフワークス社は、25年以上にわたりミドル・シニア層を中心にキャリア自律支援に向き合ってきた会社です。
役割変化への適応、キャリアの再設計、働きがいの再構築。
個人の内面に深く入り込みながら、長期的なキャリア形成を支援してきた豊富な実績があります。
一方でNEWONEは、組織変革やマネジメント変革を通じて、
「関係性」や「職場全体の状態」にアプローチしてきました。
今回のグループ参画によって、これまでそれぞれが強みとしてきた領域を掛け合わせ、
個人のキャリア自律と、組織の変革を一体で進めていく。
この支援が可能になります。
特にミドル・シニア領域においては、
個人へのアプローチだけでも、組織だけでも不十分です。
この領域において、より本質的な価値提供を行い、No.1を目指していきたいと考えています。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
「部分最適」ではなく「全体最適」で捉える
企業の人材課題を見ていると、
どうしても施策が分断されているケースが多く見られます。
新人研修は新人研修。
管理職研修は管理職研修。
シニア施策はシニア施策。
それぞれは良い取り組みであっても、
つながっていなければ、組織としての変化は限定的になります。
これからの時代に必要なのは、
「人材育成を一気通貫で設計する視点」です。
新人・若手から管理職、そしてミドル・シニアまで。
さらに制度や仕組み、評価や配置も含めて連動させる。
人と組織の変化は、点ではなく“線”でつくるものです。
今回のグループ参画は、この線をより太く、より実効性のあるものにしていくための一歩だと捉えています。
M&A時代において問われる「統合する力」
近年、事業環境の変化に伴い、M&Aを活用する企業は確実に増えています。
一方で、その後の統合プロセス、いわゆるPMI(Post Merger Integration)に課題を抱えるケースも少なくありません。
戦略としては正しくても、
人と組織が噛み合わなければ、シナジーは生まれない。
むしろ、文化や関係性の摩擦によって、期待した価値が出ないというケースも多く見てきました。
NEWONEではこれまで、組織開発の知見を活かし、
PMIにおける組織面の支援も数多く行ってきました。
例えば、統合後の状態を可視化し、
相互理解や前向きな感情、シナジー創出行動がどの程度起きているかを測定する
PMIサーベイ(PANAIサーベイ)も提供しています。
(参考:キヤノンマーケティングジャパン株式会社様 | 事例紹介 | 株式会社NEWONE)
こうした取り組みを通じて感じているのは、
PMIにおいて最も重要なのは「人と人との接点」と「関係性の質」であるということです。
どれだけ精緻な統合計画を描いても、
現場での対話や相互理解が進まなければ、実行にはつながらない。
今回、私たち自身がM&Aを経験する立場となりました。
だからこそ、自らがより良いPMIを実践し、
その中で得た知見をもとに、多くの企業の支援に還元していきたいと考えています。
PMIにおける組織面の支援において、No.1を目指していきます。
これから目指していく姿
今回のグループ参画は、単なる事業領域の拡張ではありません。
人と組織の力を高めることで、
企業の戦略実行力そのものを引き上げていく。
そのための取り組みです。
AIが浸透するこれからの時代においては、
人がどのように意思決定し、どのように協働し、実行していくかが、より重要になります。
その意味でも、個人の変化・成長と、組織としての実行力を同時に高めていくことが、企業の持続的な成長につながると考えています。
私たちは単なる施策の単発提供にとどまらず、
人と組織の変化を通じて、企業の業績向上や競争力強化を後押ししていきます。
なお、本グループ参画を記念し、6月9日に法政大学の石山先生をお招きしたセミナーを開催予定です。
NEWONE×ライフワークス グループ参画記念セミナー「50代・60代はさらに活躍できるのか」ミドル・シニア層を“価値創造人材”に変える組織の条件 | セミナー | 株式会社NEWONE]

ライフワークス社との取り組みや、これからの人と組織のあり方についてもお話しできればと考えております。
NEWONEとしても、まだ道半ばです。
ライフワークス社とともに、新たな価値創出に挑戦してまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
上林 周平" width="104" height="104">