投稿日:

NEWONEカルチャーVol.2 意図的なコミュニケーションをつくる出社ルール

NEWONEカルチャーVol.2 意図的なコミュニケーションをつくる出社ルール

NEWONE事務局

著者

NEWONE事務局

著者

NEWONE事務局

エンゲージメント向上や人材開発・組織開発全般に関するお役立ち情報やメソッドを発信してます!

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

こんにちは!NEWONE内定者の棚橋(24卒)と申します。

このインタビュー記事は、会社の組織風土に染まりきってない内定者が、NEWONEに当たり前に存在する良い文化・仕組みを紐解く企画です。

第2回目のテーマは「出社日」で、TMOの髙嶋耕太郎(2022年キャリア入社)さんにインタビューさせていただきました。

※TMO:Team Management Officer=Unitマネジャー

ーまずNEWONE独自の出社ルールを教えてください

髙嶋:1週間のうち2日はオフィスへ出社することになっています。1日はユニットのメンバーで決め、もう1日は個人で自由に決めています。

ーこのルールに込められている思いはありますか?

髙嶋:コロナ禍の完全リモートが緩和され今後の方針を決める際、対面でしか生まれないコミュニケーションを大事にしたいという狙いで導入されました。

ー実際に、出社:在宅勤務=2:3の割合で働く社員さんが多いですか?

髙嶋:実際は出社の割合が高い人の方が多いかもしれないですね。理由は3つあって、1つは特に新人や若手は、人が近くにいた方がすぐにわからないことが聞けて仕事がしやすいから。2つ目は、そんな新人や若手のことを理解して出社する中堅以上がいるから。3つ目は、単純に人と話すことが好きなメンバーが多いから。(笑)

ーこのルールでどんな効果が得られたと思いますか?

髙嶋:中途で入社した観点でいうと、出社日があったからコミュニケーションが取れて助かりました!これがフルリモートとなると、全く知らない人とチャットやオンラインMTGでいきなり話すことになって、ハードルが高く感じたと思う。対面で会う機会があったから、ちゃんと安心して話せたと思いますね。

会社の雰囲気って結局、オフィスに行かないと分からない部分も大きいので、いつでも雰囲気を知れるのは良いことだと思います。他の中途の人も馴染みが早いのは、この制度も関係しているんじゃないかなと思ってます。

9月からTMOとしてチームを運営する立場から言うと、出社日があると面と向かって腹を割って話しやすいんです。みんな忙しいので、リモートワークだけだと業務連絡のみで終わってしまうこともあります。でも対面だと、ふとした雑談なんかが気軽にできます。コロナ前は、例えば先輩と一緒にお客様を訪問する際、電車の移動時間で案件以外の話ができてすごい勉強になることがいっぱいあったんだよね。今は少し状況が違うので、意図的に余白の対面時間を取るのは、チーム運営において意味があるなと感じています。

ーリモートワークとオフィスワークの使い分けはありますか?

髙嶋:例えば社内ミーティングで提案について話して、その後手を動かす時間を確保している場合は、対面で話した方が手元のホワイトボードに書けて発想が広がりやすいかもしれない。一方で、提案の方向性は決まっていてあとは黙々と作り続けるという状況では、家にこもって集中したい。だから、コミュニケーション取りたいなってときは会社行くし、黙々とやりたいなってときは家でやるっていう感じです。

ー色々な職場環境を経験されている耕太郎さんから見て、他の会社との違いはありますか?

髙嶋:コロナ前は「9時-18時で出社は絶対!」という会社が多かったんですよね。その頃と比べると世の中もすごく柔軟だなと思っています。NEWONEは出社時間を7時まで前倒し、退社時間を20時まで後ろ倒しできるからすごく自由ですよ。

逆に以前勤めていた会社は完全フリーで、出社日も勤務する場所も全く決まっていなくて、コアタイムさえいれば別の時間に間抜けすることも可能だったから、「18時に一回終わって、食事をしてまた出勤する」ということもできました。だからNEWONEに入ったときは「ちゃんとしてるな」と思ったんだけど、意図的にコミュニケーションをとる機会を作るのは健全だなと思ってます。

ーお客様とのお打ち合わせは対面でやることが多いですか?

髙嶋:打ち合わせは基本的にオンラインですね。もし近場のお客様から「ちょっと会いませんか」と言っていただいたときや、出張で東京にいらしているお客様から「寄ってもいいですか」と提案していただいた際には対面でお会いしてます。オンラインより距離は縮まります。(笑)

ー今後、出社日のルールはどうなっていくんでしょうか?

髙嶋:そうですね、今はそれほど強くNOという人もいないんじゃないかなと思います。ちょっと離れたところに家を購入するとか、ライフステージが変化する人が増えたら変わるかもしれないけど、研修本番も対面が増えてくるだろうし、出社日2日は妥当じゃないかな。

NEWONEという会社は新しいものにどんどん挑戦するから、研修についても去年の内容をそのまま今年もやりますっていうのはあまり望ましくないと考えてて。だから、色々な人とちゃんと会ってコミュニケーションをとってより価値のあるものに磨くことはすごく意味があるから、会社として目指すこととちゃんと合致している制度だと思っています。