NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
キャリア系の研修でご一緒させていただく中で、「自己理解」を深めるワークを通して、受講者の方々の表情が明るくなることが多くありました。
自己理解を深めていくことは、人生の豊かさつながるのかについて、考えていきたいと思います。
先日ご一緒したある企業様にて、これまで歩んできた人生を振り返り、自分が持つ「引き出し」を洗い出していくワークを実施しました。ペアになり、お互いに質問しあうことで、相手の人生の「引き出し」を可視化していったのですが、ワークが進むにつれて、受講者の方々の表情や声の色が明らかに明るくなっていくのを感じました。
研修に参加された方々は、普段は工場で働かれており、自分と向き合う時間が取りにくい環境にいらっしゃいました。
実際に、ワークを終えて感想を聞いてみると、
・こんなに自分と向き合ったのは初めてで新鮮だった
・自分の引き出しを知れて嬉しい
・自分にもなにかできそうという前向きな気持ちが湧いてきた
といったお声がありました。
仕事や生活に追われてなんとなく毎日を過ごしていると、なんとなく、「自分は何者なのか」わからず、不安な気持ちになることもあるかもしれません。
特に、今回ご一緒した会社様では、工場勤務の方が多く、ルーティンワークの中で、自分の成長や変化を感じられず日々がマンネリ化しているような状況でした。
そこで、時には立ち止まって、これまでの経験を棚卸ししたり、自分の特性や自分らしさについて考えたりしながら、「自己理解」を深めていくと、自分の人生に自分なりの意味付けをしたり、自分らしさを活かしながら生きることにつながるかもしれません。
自分のことが分かってくると、自分が何に喜びを感じて、何に豊かさを感じるのか、そのポイントが見えてきます。自分が大切にしたいものを大切にしながら生きられる人を増やしていくために、「自己理解」を深める機会を個人/組織で作れると良いなと感じています。