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事務職の方が前向きに日々を過ごせるようになる、キャリアの棚卸し

事務職の方が前向きに日々を過ごせるようになる、キャリアの棚卸し

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著者

青木 美奈

著者

青木 美奈

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員・若手から管理職まで幅広い階層の研修設計を支援。特に女性活躍、ダイバーシティ推進に注力している。社内では、メソッド記事の作成を推進している。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

事務職の方から良く聞こえてくるお悩みとして、「仕事にやりがいを感じられない」、「やって当たり前の仕事、ととらえられることが多く、褒められたり、承認されたりすることが少ない」等があります。そんな事務職の方が、前向きに日々を過ごせるようになるためのポイントを、考えていきたいと思います。

先日事務職の方向けに、キャリアをテーマにした研修でご一緒した際にご自身のキャリアの棚卸しを行い、ご自身の素敵なところ(強み)に目を向けていただくモチベーション曲線のワークを通して、表情が明るくなっていったことが印象的でした。

まずは、徐々にアイスブレイクをしながら、モチベーション曲線を共有し、これまで歩んできたキャリアを振り返っていただきました。ここでの振り返りでは、仕事上のキャリアだけでなく、プライベートも含めた人生そのもの(=人生の軌跡)を振り返り、ご自身のキャリアの棚卸しをしていただきました。

モチベーション曲線のワークを実施したことで、1人ひとりがこれまで歩んできた人生を改めて自分の言葉で語りながら振り返り、その経験から得たものについて言語化するプロセスを踏むことができました。自分の言葉で、自分が歩んできたキャリアを語ることで、自然と人生の振り返りができ、すっきりした表情をされていた受講者の方が多くいらっしゃいました。

自分のモチベーション曲線を共有したのちに、グループのメンバー同士で質問を通して過去のキャリアの深堀りをしながら、発表者の素敵なところ(強み)を見つける、という流れでワークを進めました。

ベテランになればなるほど、人から褒められたり、自分の強みに立ち返ったりする機会が減ってくるかと思います。そこで、研修の場で、お互いの強みに目を向けて関わり合うことで、自分でも気がつかないうちに、自分の人生が豊かになっていたこと、これまでの経験から得ていたものの価値に目を向けることができるようになっていきます。

強みに着目してモチベーション曲線を振り返ってみることで、これまでの経験から得てきた自分の素敵なところに目を向けることができ、自信を得ることにもつながっていました。

やりがいを感じにくい、というお悩みの声も多い事務職の方が、仕事でやりがいを得るためには、これまでの経験を振り返り、経験の大小にかかわらず、自分が大切にしたい素敵なところに目を向け、自分で自分を認めてあげることが大切だと感じました。定期的に自分でキャリアの棚卸しを行い、自分の強みや素敵なところに目を向けることが効果的です。