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目次
私自身、ロジカルシンキングの強化に課題を持っており、約2か月間、「ロジカルシンキングライザップ」と名付けたトレーニングメニューに取り組んだので、私がトレーニング中に陥った罠と対策を今回はご紹介しようと思います。
今の時代、どのような組織に属したとしてもロジカルシンキングは基礎スキルとして重要になってきます。
初心者の方でもロジカルシンキングのコツがつかめるポイントを私がぶつかった壁と共にご紹介します。
まず、私がぶつかった壁としては4つありました。
- 自分はロジカルシンキング出来ないと思い込んでいる問題
- 自分でロジカルシンキングを使っている感覚が無い問題
- 何に対してそもそも考えるべきかわからない問題
- 正しい答えがわからない問題
対策①:ロジカルシンキングができないと思いこまない
トレーニングを始めた当初の私の口癖は、「ロジカルシンキング苦手です」でした。
そこで、最初に教えて頂いたことが、自分の思い込みから脱却することです。
「自分ができない」と感じているものの多くは、他者からの評価や比較によって、無意識的に醸成されている思い込みから来ているものだと考えています。
まずは思い込みをなくし、ロジカルシンキングは才能ではなく、スキルであるため、自分は伸ばすことができると思考を切り替えることが大切です。
対策②:ロジカルシンキングとは何かという定義を定める
ロジカルシンキングライザップを始めた時、自分は正しくロジカルシンキングができているのか、わからないという状態に陥っていました。
その対策として、何がロジカルシンキングなのか?を定義しました。定義をする理由としては、暗黙の中で行動して、意識“できない”状態を避けるためと「ロジカルシンキングをしている」という感覚を得るためです。これをするだけで、グッとできているという認識ができ成長実感に繋がりました。
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対策③:論点を思いつく限り洗い出し、目的から逸れていないかを確認する
ロジカルシンキングをしている中で、一番難しいなと感じたこととして、論点を探すことと、そもそもこれは考えるべき問いなのかがわからないということでした。
まず、論点を探すということに関しては、5W1Hで思いつく限り洗い出すことが一番効果的だと思います。
そして、そもそもこれは考えるべき論点なのかわからないという課題に対しては、目的に立ち返ることが最も効果的だと思います。
目的があり、論点があると思うので、論点やそこからでてきた回答が目的からずれていないのかを確認することでこの問題を解消できます。
対策④:制約条件を確認する
問いを立てて、そこからたくさんの答えが生まれてくると思いますが、そこから何が正解かわからないということがよくありました。
しかし、何事にも制約条件があるので、その制約条件を考えた上で、答えを収束していくと最適解が見つけやすくなります。
いかがでしたでしょうか?
特別なことは書いていませんが、私にとっては意識しないとできないことでした。今、ロジカルシンキングを強化させたいメンバーが近くにいる人はこの壁と対策を覚えておけば、フォローしやすくなるのではと思います。
そして、できているところを承認することも忘れずに!