NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
昨年の人的資本情報開示要請を受け、エンゲージメントサーベイを新たに導入したり、エンゲージメント向上に注力している企業様も多いかと存じます。とはいえ、
「エンゲージメントサーベイの担当になったけど、どこから手を付ければいいか分からない」
「エンゲージメント向上施策の実施を管理職にお願いし、サボってるわけではないのに、なかなかスコアが上がっていかない」
そんな課題に悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、そんなお声を改称する一助となるべく、エンゲージメントを向上させるうえでのポイントをご紹介致します。
エンゲージメントを向上させるうえで見失いやすいポイント
エンゲージメントを向上させるうえで大事なことは、そもそもの「エンゲージメントの概念定義」をあわせることです。
弊社では、エンゲージメントを「組織と職務との関係性に基づく自主的貢献意欲」と定義しておりますが、
エンゲージメントスコア向上を目指すなかで、サーベイ項目一つひとつに目が行き、本来の意味を見失ってしまっているケースもあるのではないでしょうか。
また、エンゲージメントは”自主的”な貢献意欲であるのに、管理職やメンバー本人がなぜエンゲージメント向上施策に時間を割く必要があるのか、を腹落ちしてもらうことを端折ってしまっているケースはないでしょうか。
エンゲージメント本来の意味やなぜエンゲージメント向上施策に取り組むのかに目を向けない限り、エンゲージメント向上は難しいのが実情です。
では、そうしたポイントを抑えたうえで、エンゲージメントスコアを向上させるには、何が決め手になるでしょうか。
エンゲージメント向上のカギとなる「フォロワーづくり」
エンゲージメント向上のカギとなるのは、担当責任者だけで推進するのではなく、フォロワーを巻き込み、一緒に推進する役割を担ってもらうことです。
一見すると、当たり前なことではありますが、フォロワーづくりに着手できているかと言われるといかがでしょうか。「あくまで協力者という立ち位置に留まっている」状態ではないでしょうか。フォロワーとは、推進責任者と一体となり施策を進める、いわば施策の内側に身を置く存在です。
それでは、どうすればフォロワーをつくることができるのでしょうか。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
フォロワーのつくり方
大前提として、社員全員がフォロワーになってもらうことが理想的ではありますが、容易いことではないかと思います。そのため、はじめはできる限り「組織への影響力が強い方」を選ぶべきです。
そのうえで、どう巻き込んでいくかですが、
- 本人がやりたいと思えるWHYを一緒に探し、考える
- 介入したい想いがあっても基本的に任せる体制を整える
の2つが推進者となってもらうカギになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
組織全体のエンゲージメントスコアを高めることは一筋縄ではいかないかと思いますが、本記事がエンゲージメントスコア向上のきっかけとなれば幸いです。