NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
先日、非管理職層の20名の皆様に、組織開発研修をオンライン形式で実施させて頂きました。
エンゲージメントサーベイやHRテックツールCocolaboを活用しながら、自組織のエンゲージメントを向上させるための「対話」をメインテーマに、約1カ月間の職場実践期間を挟んで、フォロー研修を企画させて頂きました。
これまでマネジメント層への組織開発研修は実施してきたものの、現場が忙しく、組織開発の取り組みの継続に課題感がありました。
そこで、非管理職層の皆様を対象に、組織開発に対する意識の向上と、組織開発の取り組み推進の現場フォロワーとしての意識醸成を目的に、研修を実施させていただきました。
研修冒頭、職場実践期間における対話の経験を振り返る中で
・「発言量に偏りが出ないよう、対話の場をファシリテートすることに難しさを感じた。難しいけれども組織状態を共通言語として認識するために対話の機会を設けることの重要性に気づいた」
・「チームとは何か?の定義から考えることができ、メンバー間での共通認識を取ることができた」
・「上位層の認識と若手層の認識のズレに気づくことができた」
等、対話の難しさとともに、重要性を実感している方が多くいらっしゃいました。
組織開発においては、誰か1人だけが孤軍奮闘するのではなく、周囲を上手く巻き込みながら推進することが重要です。その意味で、今回の受講者の皆様には、「メンバーと管理職の結節点となる非管理職の自分が推進する意味」を実感していただけました。
本研修を通して、対話の重要性、周囲を巻き込む必要性をメインメッセージとしてお伝えする中で、以下のような気づき・感想をいただきました。
・「互いの共通点だけに視点を向けるのではなく、対話(異なった考え方をもっていることの共有)をしていくことの大事さを知った」
・「周囲を巻き込む、堅くならず楽しくやるということを意識していきたい」
・「アサーションを大切に、周囲を巻き込んで、チームとして一つの方向に進んでいきたい」
管理職が多忙で組織開発に注力できる状況にない場合は特に、「非管理職の方々の意識を高めて、組織全体で取り組みを推進していく」動きが重要です。
「自分は管理職ではないから組織開発について考えなくても良いんだ」という姿勢から、「管理職でなくても自組織をより良くしていくために自分にできることはないか?」と前向きに考える意識を醸成することが、組織開発の動きを加速させることにつながると感じた研修でした。