増富 寧々" width="104" height="104">
NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
先日、部長層を対象とした研修を行いました。
本研修では、組織全体でエンゲージメントを向上させるためにはどうしたら良いのかについて、考えを深めました。
組織全体でエンゲージメントを向上させるためには、様々な方法がありますが、今回の研修では大きく2つお伝えしました。
1つ目は、部門のビジョン浸透です。
ビジョンを浸透させて、個人ビジョンとつなげることで、組織へのエンゲージメントを高めていきます。
受講者様のビジョン浸透の課題感として
・現場でビジョンを伝えてもメンバーに定着しにく
・個々人のビジョンの解釈に差があるので、具体的な行動にも差がでる
・抽象度が高いので、ジブンゴト化しづらい
というお声が上がっておりました。
そこで、研修内では、「自部署の広告を出すことになったらどのように部署をPRするのか」というワークや「部門ビジョンをどのように浸透させればよいのか」を考えて頂くことで、改めて自部署のビジョンを自分の言葉で語れるようにしていきました。また、受講者同士のディスカッションにより、浸透させるためのアイディアを互いに得ている様子が見られました。
2つ目に配置と経験デザインです。
ただ、ビジョンを達成させるためだけではなく、配置されている人が「良い経験を得られるか」、「良い人間関係の中で働くことができるか」（エンゲージメント高く働けそうか）を鑑み、組織全体を見ながら最適な配置を考えます。
研修では、現在の部署の体制を可視化させ、組織のビジョン達成と個人の経験デザインの観点で改めて来期の体制を考えて頂く内容になっています。
受講者様の気づきの中では、
・体制はビジョンを体現するメッセージとしてほんとに大事だと思った
・意図を明確にして伝えながら体制を組むのが大切と思いました
等のお声があがりました。
実際に今の状態を可視化し俯瞰することの大切さやビジョン・個人の経験から逆算して体制を考えることの大切さを実感頂けたと感じております。
マネジメントをしながらエンゲージメント向上も目指すという一見難しいことも、少しの工夫や意識でより良い組織になると実感しております。
多忙ではあると思いますが、ミドルマネジメント層の方に少しのエッセンスを加えることで、エンゲージメントの高い組織になるのではないでしょうか。今後も、エンゲージメントの高い個人や組織を目指して、研修を実施していきたいと思います。
