AI時代における新人育成のあり方を見直し、AI活用を前提としながらも「成果（アウトカム）につなげる力」に焦点を当てた新プログラム『仕事の進め方 with AI』の提供を開始しました。
背景
近年、生成AIの進化により、新入社員であっても、資料作成や要約、情報整理といった業務を短時間で行い、一定水準のアウトプットを出せるようになっています。
こうした変化は、新入社員の早期活躍を後押しする一方で、NEWONEでは「AIを使えること」と「成果を出せること」は、必ずしもイコールではないと考えています。
新人研修で生成AIを踏まえた内容を扱ううえでも、AIを“使うこと”自体が目的になるのではなく、
AIと共創しながら仕事の背景や目的を捉え、最終的な成果につなげられる新入社員を育てることが、これからの新人育成において重要になると捉えています。
多くの企業で生成AIが業務に取り入れられる中、新人育成の現場からは次のような声が聞かれるようになりました。
- AI が提示した案をそのまま使い、出てきた「それっぽい答え」をそのまま採用してしまう
- 意図とズレたアウトプットが生まれても、違和感に気づけない
- AIの回答に影響を受け、自分で考え抜くプロセスが省略されてしまう
NEWONEは、これらの課題を、「AIの使い方が未熟だから」と捉えるのではなく、AIによって仕事が効率化されたからこそ、仕事の目的や背景を考え、価値を設計する“人が担う領域”が、これまで以上に重要になっている状態だと捉えています。
AIに任せられる作業が増えた結果、
- 判断をAIに委ねてしまう
- ”一般的な”答えに引っ張られる
- 自分で考え抜いた実感や成長実感が持ちづらい
といった状態に陥ると、新入社員の主体性や仕事への手応えは、かえって失われてしまいます。
開発の狙い
本プログラムで目指すのは、「AIが使える新入社員」を育てることではありません。
AIを活用しながらも、人が担うべき価値創造を理解し、アウトカム（成果）を生み出せる新入社員を育てることです。
AIは、情報収集や整理、文章化などのアウトプットの質とスピードを大きく高めます。
一方で、
- 仕事の目的や背景を捉えること
- 関係者の期待を読み取ること
- 成果につながる形に設計すること
こうしたコンテキスト（文脈・背景・期待）を踏まえた価値設計は、AIにはできません。
本プログラムは、AI活用を前提としながらも、AIを「答えを出す存在」ではなく、「思考を深めるパートナー」として位置づけ、アウトプットをアウトカム（成果）へとつなげる”仕事の土台”をつくることを狙いとして開発されました。
特徴
『仕事の進め方 with AI』では、以下のポイントにフォーカスします。
- 目的・背景を捉える視点：AIを使ってアウトプットを出す前に、仕事の本質を考える
- 違和感に気づく力：AIの出力を鵜吞みにせず、検証・改善する思考プロセスを育む
- AIとの共創：AIを「思考を深めるパートナー」として活用する
- アウトカムから逆算する感覚：成果につながる仕事設計力を養う
※研修プログラムの具体的な内容は、各社の業務特性や課題に応じて柔軟にカスタマイズが可能です。
「新入社員向け 仕事の進め方 with AI」提供形態
対象：新入社員
形式：5時間～終日
方式：オンライン／対面 いずれも対応可
※開催形式・内容のカスタマイズはご相談ください。
資料ダウンロード
プログラムの詳細資料はこちらからダウンロードいただけます。
プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000213.000038467.html
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