事例概要
- 会社名
-
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
https://www.amt-law.com/ - 業界
- その他
- 従業員規模
- 1,000~2,499名
課題 | ・自分の強みを認識するだけではなく、「強みを仕事に活かす」ことを具体的にイメージして、職場での活用を促進していきたい |
効果 | ・初の外部研修受講という方も多く、研修機会に対する前向きな意識の醸成につながった(自律的に学ぶ意識の向上) ・自分の「強みを仕事に活かす」という意識を醸成できた |
[サービス]
ストレングスファインダーを活用したワークショップ
[対象]
手挙げ式
[実施概要]
ストレングスファインダーを活用して、「自身の強みを理解する」「自身の強みを仕事に活かす」ことを目的に、手挙げ式で約30名を対象に2.5時間のワークショップを実施。
[スピーカー]
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業
人事グループ
採用・教育マネジャー
古沢 成聖様 (※写真左上)
人事グループ
布上 文絵様 (※写真右上)
人事グループ
大渕 佳苗様 (※写真左下)
株式会社NEWONE
HRパートナー
降籏 光星
― 今回、貴社で実施しているゼミナールで、ストレングスファインダーを活用したワークショップを導入しようと思った理由・背景について教えてください。
古沢様:人事メンバーでゼミナールの企画を考えていた時に、ストレングスファインダーの話題になりました。私の強みは〇〇だけど、△△さんは?というやり取りをする中で、これをゼミナールで実施してみてはどうかと考えました。自分の強みを理解して、かつそれを仕事に活かせるという内容であれば、受講する方にとっても有意義ではないかと思ったのがきっかけでした。単に自分の強みを知って終わりではなく、それを仕事でどう活かせるのか、また、他者の強みを知った時にどのような相乗効果を生み出せるのかといったところまで踏み込んだ内容にしたいと思い、今回ストレングスファインダーを活用したワークショップを実施するに至りました。
― 今回のワークショップを通じて、受講者がどのような状態になることを期待されましたか?
古沢様:ゴールは2つあります。1つ目は「自分の強みを理解する」こと。2つ目は、「その強みを仕事に活かす」ことです。受講者一人ひとりがそれらを自分に落とし込める状態を期待しました。
「この内容なら1日かけて参加したい」との声もあがった
― 実際に実施してみていかがでしたでしょうか。率直なご感想について教えてください。
古沢様:他の研修と特に違うと感じた点が、研修内で実施するグループワークのコミュニケーション量が非常に多かったことです。受講者同士で「私もその資質を持っているよ」と盛り上がっていたことが印象に残っています。共通の資質があるとわかると親近感もわき、相互理解も深まったのではないかと感じました。
布上様:これまで参加型の研修を受けたことがない方が多かったので、最初はどのような反応があるのか若干心配もありました。しかし、皆さん集中して真剣に受講いただき、積極的に自分の意見を発信している姿を見て、企画側としては非常にうれしい発見となりました。
大渕様:2時間半という限られた時間でしたが、自己理解が深まり他者の強みも知る機会となり、非常に有意義だと感じました。また、社外の研修を受講した経験がない方が多かったのですが、そういった方々から「楽しかった」という感想を数多くいただきました。また、「この内容だったら1日かけて参加しても良かった」というコメントもいただき、実施して本当に良かったと感じました。
― 昨今、キャリア自律が叫ばれ手挙げ式で学びの機会をつくる企業様が増えているのですが、貴社でゼミナールという自律的な学びの設計に至った背景について教えてください。
古沢様:現在いろんな研修を作っているのですが、初期段階として階層別研修を中心に作っていました。そうすると、どうしても特定の階層が対象となり、それ以外の方々が学ぶ機会がなくなってしまいます。そこで、誰でも意欲的に参加できるものがあった方が良いと考え、手挙げ式のゼミナールを作りました。
自分の強みを仕事にどう活かすのかまで踏み込んだ内容は他になかった
― 今回、NEWONEにお任せいただいた理由、決め手について教えてください。
古沢様:他社も検討したのですが、ストレングスファインダーの特性を理解するプログラムをやられているところは多いのですが、それを「仕事にどう活かしていくのか」まで踏み込んで実施されているところはNEWONEさん以外にありませんでした。また、NEWONEさんは研修をやって終わりではなく、しっかり企業と向き合い、人材育成を行い、その人が企業を発展させるというところまで踏み込んで実施している印象を持ちました。実際にお話をお伺いし、単にストレングスファインダーで自分の資質を知るだけではなく、それをどう活かしていくのかまで踏まえたプログラム内容だったので、まさに理想だなと思い今回ご依頼させていただきました。
― ストレングスファインダーを活用した研修はどのような組織にお勧めしたいですか?
古沢様:ストレングスファインダーは、個人的に分析結果が納得できると思っており、またその人の置かれている状況によって結果が変わってくるというところが面白いと思っています。自分の強みを理解するだけでなく、それを仕事にどう活かしていくかまで踏み込んだ内容を検討されている方や、社員の資質を最大限に引き出し、組織を発展させていきたいと考えている組織には向いていると思います。
「自己研鑽」と「協働」をテーマに組織力を高めていきたい
― 今後、注力していきたいことや取り組んでいきたいことについて教えてください。
古沢様:1つは、「自己研鑽」を各自ができるようになってほしいと思っています。もう1つは「協働」です。仕事柄一人でする仕事が多いのですが、一人だけだと変革は起こせないと思っていますので、周りの人や組織を超えて「協働」することが必要になってきます。そういった力を高めていける企画を考え実施していきたいと思っています。
布上様:目の前の弁護士との関係に注力して仕事をすることが多いので、もう少し広い目で組織全体を見られる方が増えてくると良いと思っています。そのために私たちができる支援を考え実施していきたいと思っています。
― 本日は貴重なお話をありがとうございました。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。