Q1:自分が楽しいと感じ、かつ強みを発揮しているとき(こと)について教えて下さい
#複雑な事柄の探求
子どもの頃から、単純な暗記よりも「なぜだろう?」と考えることの方が好きでした。
人事の領域では、組織論やリーダーシップ論といったテーマが、歴史の教科書でも古代から語られているように、生きている間にただ一つの正解にはたどり着けない領域だと思っています。
人の想いや組織の力学、各種制度や施策などが複雑に絡み合う組織人事の課題は、まさに自身に適したテーマだと考えており、日々探求しています。
#様々な側面・視点から考える
自身が大切にしている考え方の一つに、博物学者・南方熊楠の言葉「すべてに無用のものなし」があります。
大学では理系・人文系双方の視点から経済学を学ぶため、金融工学と行動経済学を専攻しました。キャリアにおいても、事業会社での人事、組織人事コンサルティング、人材紹介業など、多角的に人と組織を捉える経験を重ねてきました。
こうした学びと経験を通じ、物事を多面的に捉え、他にはない視点や意見を提供できることが、私の強みだと考えています。
#領域を飛び越える
キャリアの途中で、上司から「コンサルタントは単なる御用聞きでは価値がない」と学んだことが、自身にとってのターニングポイントになっています。
お互いが気持ちよくプロジェクトに取り組むことは前提としつつ、お客様にも時にはコンフォートゾーンを一歩出ていただき、本音で語り合えたときこそ、課題解決の先にある従業員や社会に向けて良い価値を生み出せると考えています。
Q2:お客様ひいては社会に提供していきたい価値は何ですか?
働くことが、楽しいと思える世界になってほしいと考えています。
コンサルティングの中でも、ロジックだけではなく、最終的に従業員の方々が実際にどう感じ、どのようなアクションにつながるのかを重視し、プロジェクトに取り組んでいます。
Q3:人生のミッションについて教えて下さい。
「機を逃さず、面白いことを率先してやること」を大事にしています。
これまでの人生の中では、地方移住や海外での長期滞在など、様々なことにチャレンジしてきました。
仕事においても、多少のユーモアを忘れず、機を逃さずにコンフォートゾーンを出ることを心がけています。