コネクシオ株式会社様

エンゲージメントを高め、一人ひとりが最大限の力を発揮できる組織風土を醸成する
〜wevoxを活用することで、マネジメントを見直す機会に〜


[スピーカー]
コネクシオ株式会社
人財開発部
部長
三宅 由夏様(写真:中央)

人財開発部
コネクシオカレッジ推進一課
大平 遥様(写真:左から2番目)

株式会社アトラエ
wevoxプロジェクト
新家 康之様(写真:左)

株式会社NEWONE
ファシリテーター
山田 静香(写真:右)

マネジャー
大槻 美幸(写真:右から2番目)

[導入サービス]
wevoxを活用した管理職研修

[実施概要]
1. wevoxを活用しエンゲージメントについての理解を深め、管理職の影響力について振り返る
2. 組織ごとに、打ち手を考え継続的に行動につなげられる機会をつくる
上記を目指して、部課長(約153名)に対して管理職研修(全7回×4時間)を実施。


ー 本日はどうぞよろしくお願いいたします。改めてとなりますが、今回事前にwevoxの診断を実施して、部課長向けに管理職研修を実施しましたが、実施するに至った背景について教えてください。

三宅様:弊社は、これまでダイバーシティ推進や働き方改革推進に取り組んできたこともあり、行政などからも表彰を受けるような企業に成長してきました。真に職場が活気に満ち溢れているのか、どれだけ従業員が「やりがい」や「働きがい」を持ち、「成長」を感じながら働くことができているのかを可視化するためにwevoxを導入させていただきました。
目まぐるしい環境変化の中、社会やお客様のニーズも多様化し、管理職をはじめ従業員に求められることが非常に多くなってきています。弊社のモバイル事業は、現代では電気やガス、水道と同じように生活に欠かせない存在であり、この重要な社会のインフラを担う事業への「誇り」を、どれだけの人が感じて仕事をしているのかということに、しっかりと向き合いたいと思いました。
そこで、職場の組織風土に影響力の大きい部課長に対して、まずは、エンゲージメントサーベイのwevoxについて正しい理解を持って、職場でより良い影響力を発揮していくことが必要だと思い、今回部課長向けにwevoxと連動したマネジメント研修を実施させていただきました。

ー ありがとうございます。これまで管理職(部長・課長)に感じていた課題はどのようなものが挙げられますか?

三宅様:多忙で目の前の業務に追われている職場ですと、どうしても仕事のやらされ感が強くなり、やりがいを持つことが難しくなります。今一度立ち止まり、より良い組織づくりや部下の成長について考える時間を設ける必要があると思っていました。

ー 今回の研修によって、管理職や職場にどうなってもらうことを期待しましたか?

三宅様:組織において管理職の影響はとても大きく、管理職の持つ空気がそのまま風土となることもあります。管理職が中心となって、エンゲージメントを高めることの理解を深め、職場により良い影響力を発揮してほしいと考えています。組織のビジョンと従業員一人ひとりの働く意味を職場でしっかりつなげていくことが大切です。自発的に「あれやりたい」「これを実現したい」というワクワク感や、「お客様に感動してほしい」「仲間に喜んでほしい」という貢献意識から、主体的に仕事に取組む風土を醸成し、個々の能力をさらに発揮できる職場を目指しています。
我々の会社の財産は「人」しかありません。「人」を活かすことで会社も成長していかなければならないと思っています。それを、まずは管理職の方々に理解してもらうということがとても重要です。

表面に見えている言動の背景をつかむと、自分の行動が変わる


ー 実際、実施してみていかがでしたでしょうか? 率直な感想についてお聞かせください。

三宅様:深い内省と気づきが得られる研修だったと思いました。山田さんから何度も「なぜ、それが起きているのか」「どうしてなのか」と問いかけていただき深掘りしていくことで、一人では深められないところまで内省を深めることができたと思います。
管理職同士で理想の組織像について考えたりマネジメントについて話したりする機会もなかなかありませんでしたので、対話することによって悩みを共有したり、お互いの気づきや内省がすごく深まったと感じました。管理職の方々は、皆悩んでいるのだなと改めて感じました。マネジメントの悩みを解決するヒントが得られる機会になったと思います。
また、現場に戻ってファーストフォロワーを決めるという具体的なアクションもあったので、研修をやって終わりではなく、現場での最初の一歩が踏み出しやすいプログラム設計になっていたことも良かったです。

ー ありがとうございます。研修の中で、印象に残ったエピソードはありましたか?

三宅様:氷山モデルのお話は、とても印象に残っています。表面に見えている言動だけではなく、その深層に隠れている本質を紐解いていくことが必要であるというお話は、皆納得していました。そのためには、部下と対話することで理解を深めたり、問いかけや観察をしていく必要があります。そういうスタイルを多くの部課長が持つことができたら、お互い本音で意見をぶつけ合い高め合うことでもっと強い組織になっていくと思いました。

山田:wevoxの結果を見て、自分は挑戦する風土をつくりたいと思ってやってきたけれど、その数値が低くかったという方がいました。なぜそれが起きているかを掘り下げていく中で、自分が挑戦していなかったということに気づき、それでは挑戦する風土はつくれないとおっしゃっていました。言っていることと、やっていることが違っていたのかもしれないということにハッと気づかれて、それを自分の言葉で話されていました。自分の課題を公の場で言うことは、とても勇気のいることだと思いますし、そこに気づかれた内省力も素晴らしいなと思い印象に残っています。

ー 研修から約2ヶ月が経ち、その後受講者や職場に何か変化はありましたか?

三宅様:研修でいろんなタイプの部下に合わせたマネジメントスタイルが必要だということに気づいて、気難しいタイプの部下にもっと向き合うことを始めた管理職がいました。研修でお伝えいただいた、生産性のチェンジカーブで、新しいことを始めると最初は混乱が起きて生産性が下がることもあるが、その後上がれば良いというお話にとても勇気をもらったと言って取り組んでいる人もいます。
今回の研修を通じて、多くの部課長が自身のマネジメントスタイルを見直すきっかけになったと思っています。

成功事例を作っていくためには、皆で考えていくことが大切


ー 今後、エンゲージメントを高めていくために取り組みたいことはありますか?

三宅様:新家さんにもアドバイスいただいたのですが、社内での好事例をたくさん出していきたいなと思っています。恐らくトライ&エラーを繰り返しながら試行錯誤していくと思いますので、こうやったらうまくいったよという成功事例を作って展開していきたいです。絶対の正解はありませんので、皆でどうすれば良いのかを考えていくことが大切だと思っています。
wevoxの項目では特に、「事業に対する誇り」の数値を高めていきたいと思っています。弊社の事業は世の中の発展や重要なインフラを支えているという、とても意義のある仕事だと思っています。そのためにも我々人財開発部が、会社の存在意義や理念、ビジョンについて、さらにわかりやすく浸透を図るとともに、一人ひとりが働く意味やキャリア形成を考えることができる仕組みづくりを行ってまいります。

新家様:事業への誇りややりがいを高める上で、「承認」していくということが大事だと思います。「承認=褒める」と勘違いしがちですが、褒めるは承認の一要素に過ぎないと思っています。その人の存在そのものを認めるということがとても大事です。また、褒める前に、まずは「期待をする」ことが重要で、本気でその人の存在を期待できるか。単に売上数字を上げてもらうためではなく、人としての存在や可能性から期待を伝えられるかどうかで、結果はまったく違ってきます。場合によっては叱るという行為も承認の一つの要素だと思うので、そういった一歩踏み込んだコミュニケーションができているかどうかが、仕事のやりがいや誇りを高める上で重要なポイントになってくると思います。

ー 今回、アトラエ社からご紹介いただいて本研修を実施いたしましたが、NEWONEをご紹介いただけた理由について教えてください。

新家様:コネクシオ様からご相談を受けたのが、昨年の5月頃でした。研修の実施スケジュールも決まっており、この人数を対象にするということで弊社としても新たなチャレンジになると思いました。そういった中で、管理職は組織のキーマンとなりますので、wevoxの活用だけではなくマネジメントの考え方を含めて伝えていくことが重要だと思いました。NEWONEさんとは、ちょうど昨年の4月から連携をスタートし、管理職への研修実績が多数あることを存じておりました。また、既にwevoxと連動した管理職向けの研修実績もありましたので、コネクシオ様のご要望に合わせてスピーディに対応いただけると思いました。何より「エンゲージメント」を高めることにフォーカスして事業を進めておられるので、一緒に新しいチャレンジをしたい、良いものをご提案していけると思ったので、今回ご紹介させていただきました。

ー ありがとうございます。アトラエ社からご紹介を受けて、NEWONEにお任せいただいた決め手があれば教えてください。

三宅様:組織開発や管理職研修の実績が豊富で、かつwevoxと連動した研修の実績もあったということもありますが、全回のファシリテーターを山田さんにご担当いただけるということで、今回お願いさせていただきました。お会いする前は、男性が多い管理職に対しどうだろうと思ったのですが、実際お会いして大丈夫だなと思いました(笑)。実績もありましたし、話し方のテンポやご自身の事例も豊富でたくさんお伝えいただけたので、お願いして本当に良かったと思っています。

山田:ありがとうございます。私としても、これだけの管理職の方々を対象に実施することは、チャレンジであり非常に良い経験をさせていただきました。受講者の方から「こういった研修には、自分より年上の男性講師が来ることが多かったので正直驚きましたが、山田さんで良かったです」とおっしゃっていただき、とても有り難いなと思っています。

ー このような研修は、どんな組織にお勧めしたいですか?

三宅様:「人の成長を通じて会社を成長させる」という想いがある組織には、ぜひお勧めしたいと思います。また、弊社のように管理職の方が日々忙しい中で、マネジメントや育成をしていかなければならないような組織にも、wevoxも含めてお勧めではないかと思っています。

ー 今後、どのような組織をつくっていきたいですか?

三宅様:エンゲージメントを高め、個々の能力を最大限に引き出すとともに仕事に誇りとやりがいを持って働く人が増え、主体的にパフォーマンスを上げ組織貢献していく『自走する組織』をつくっていきたいと思っています。
新しい取り組みは負荷もありやや遠回りに思えることもあるかもしれませんが、実は人の成長を通じて組織を成長させる最短距離であると思っています。

ー 本日はお忙しい中、貴重なお話をお伺いさせていただきありがとうございました。今後とも引き続きよろしくお願いします。

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