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新入社員の“順調層”と“懸念層”を分ける分岐はどこにあるのか

新入社員の“順調層”と“懸念層”を分ける分岐はどこにあるのか

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著者

阿部 真弥

著者

阿部 真弥

大学卒業後、株式会社NEWONEに創業メンバーとして参画。入社後、マーケティング部門で新商品開発に従事し、20代育成プログラムの立ち上げ、責任者を担当。現在は、HRパートナーとして新入社員育成から管理職育成まで幅広く、営業・プログラム開発に携わっており、新規開拓領域のマネージャーを務める。
また、新人・若手領域を中心に、ファシリテーターとしても活躍している。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

先日、新入社員の皆様と対象に、入社半年後のフォローアップ研修を実施させていただきました。

4月時点では全員が元気で、前向きな意識を持っていましたが、半年経つと同期の中でも状態にバラつきが出始めるという企業様も多いのではないでしょうか。期待通り職場に馴染み、元気に働き続けている順調な方と、職場での関係性や仕事につまづき、著しく元気がなくなってしまっている懸念される方と、同じ会社の同期同士でも、たった半年間で大きなギャップが開いている実情があります。

採用時点では一律の期待を持たれ、同じ基準で採用された同期たちがなぜ半年間でギャップが生まれてしまうのでしょうか。もちろん、配属された職場環境や周囲のかかわり等、外部環境要因も大きく影響している場合がありますが、多くの場合が「本人の配属後のスタンスや意識」の問題が大きいと感じています。

特に多くの企業様で見られるギャップを生む要因として

「希望と違った環境・仕事内容への向き合い方(柔軟に環境に適応する力)」

が挙げられます。

完璧に希望通りの環境・仕事内容に出会えることのほうが稀な中で、希望通りの環境・仕事内容に出会えるまで待ち続けるという姿勢は運任せに近いです。自分の希望にベストフィットするパーツが出てくるまで受け身で待ち続ける、なかなか出てこない場合は早々に環境を変える、という姿勢でキャリアに向き合う若手世代が増えている中で、大切になってくるメッセージは「完全に希望通りの環境に出会えることなんてほとんどない、自分で希望通りの環境や仕事をつくっていこう」ということだと思います。

いわゆる「置かれた場所で咲きましょう」というような何十年も前からある考え方だとは思いますが、改めてこの「大転職時代」だからこそ、見つめ直したいメッセージだと思いました。

自社の新入社員の順調層と懸念層を分ける要因を特定するためのサーベイをリリースしました。まずは自社の新入社員の状態を把握していきたいという方は是非、サーベイトライアルから始めてみて下さい。

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