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2024年の取り組みと2025年に向けて

2024年の取り組みと2025年に向けて

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著者

上林 周平

著者

上林 周平

大阪大学人間科学部卒業。 アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。2002年、(株)シェイク入社。企業研修事業の立ち上げ、商品開発責任者として、プログラム開発に従事。新人~経営層までファシリテーターを実施。 2015年、代表取締役に就任。2017年9月、株式会社NEWONEを設立。 2022年7月に、「人的資本の活かしかた 組織を変えるリーダーの教科書」を出版。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

NEWONEは、2018年1月に本格稼働し、7年が経過しました。

その中で、1年半前の2023年7月にブランドリニューアルを行い、
「エンゲージメントに軸を置いた研修会社」から
「(様々なソリューションで)エンゲージメント向上を支援する会社」に転換しましたが、

2024年は、その転換に向けて大きく挑戦した一年であり、
弊社のこの1年間のトピックを整理し、今年2025年に向けてまとめてみたいと思います。

コンサルティング事業に本格的に取り組んだ一年

研修だけを提供していると、人が変わっても、その後の制度や仕組みが連動していないと、効果として勿体ないと感じることが多くあり、その問題意識に対して2023年下期に立ち上げたコンサルティング事業を、2024年は大きく注力しました。

まず、コンサルティング事業専属のメンバーも2名から10名弱にまで増え、出身会社も様々なファームからジョインしていただきました。

サービス内容としても、人事戦略立案-人事制度設計-各種制度・施策-研修実施と、人事施策全体を連動させて提供する案件も増えてきました。

それ以外にも、
・育成体系設計コンサルティング + 階層別研修実施
・人事企画PMO + 経営層向けワークショップ
・キャリア制度に対する課題把握 + キャリア研修実施
など、仕組みと社員の同時にアプローチする機会が増えてきて、より本質的な価値提供を行っている実感がある一年間でした。

人が前向きに変わる「研修・ワークショップ」に日々ポテンシャルは感じていますが、
「研修・ワークショップ」自体はあくまで手段であり、目的は、企業成長や経営戦略の実現に向けて人を動かすことであると捉えています。

この一年を踏まえて得た経験を、2025年も様々な面で活かしていきたいと思います。

人事を体系的に学べるHR Plusを本格リリース

人事自体が強くなることが、組織をより良くするという想いのもと、
人事戦略・採用・制度・育成など様々な面が体系的に動画で学べる無料サイトをリリースしました。

top

人事に異動してすぐのOJTに活用していただいている企業もあります。
定期的に開催しているオフ会は非常に盛り上がりを見せ、人事の方同士の交流にもつながっております。

また人事自体のキャリア開発に役立つキャリアパス・スキルマップもリリースし、
より人事の成長を支援できる形をとっております。

弊社の社員育成にも活用しており、
研修単発ではなく、人事全体を捉えた上での価値提供を、これからも強化していきたいと思います。

これからの未来を探求する「推せる職場ラボ」を設立

人材枯渇時代やゆるい職場に対する問題意識はあるが、
どのような状態が良いのかわからないという声も多くあり、それを探求するためのラボを設立しました。

働く人が「ここが自分の居場所だ」と誇りを持ち、誰かに自信を持って勧めたくなる「推せる職場」を増やすための、有識者とのセミナーや調査レポート、キャンペーンによる企業取材などを重ねてきました。

また、推せる職場を体感できるゲームもオフライン・オンライン共にリリースし、組織開発ツールとして多くの方に体感いただきました。

今後、組織はどうあるべきかについての知見を蓄積し、
様々な企業にトータルな支援ができるように、これからも研鑽していきたいと思います。

NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。

開催中のセミナーを見てみる

新たな研修・ワークショップサービスも多数提供

エンゲージメント向上を目的としたマネジメント研修だけにとどまらず、2024年は、

・キャリア自律支援(本人向け・上司向け)
・ビジョン・パーパス浸透
・新卒・中途オンボーディング支援
・(組織全体を変革するための)部長・経営層向け研修・ワークショップ

などが昨年よりも増えた印象です。

また、2024年2月には甲南大学の尾形先生に顧問に就任いただき、オンボーディング支援プログラムの開発や、
オンボーディングが適切に行われているか、改善課題はどこかを把握するためのPANAIサーベイもリリースし、多くの企業様に向けて価値を提供しています。

個人と組織の関係性をより良くすることを大事に、これからも様々なサービス開発を行っていきたいと思います。

弊社自体のマネジメント・ガバナンスを強化した一年

夏にお客様向けアンケートを取らせていただき、お客様からの様々な声に対して対応を強化しました。

特に、アンケート結果を踏まえ、法務・情報システム・財務などの領域で専門性の高い人材を採用し、お客様にストレスなく、よりタッグを組める状態を目指して組織面を拡充しております。

社員数も70名近くとなり、提携ファシリテーター150名を含めると200名を超える所帯となり、引き続きガバナンス面もより一層強化していきたいと思っております。

2025年、我々にしかできない価値を

社内ではこの1年間、「コアコンピタンス・プロジェクト」を発足し、自分たちの強みや価値の言語化を徹底してきました。

創業以来蓄積してきた言語化したコアコンピタンスに、
2024年にコンサルティング等で経験した人事全般に対する知見を加えて、
顧客企業のより良い変革を支援できる企業として、2025年も走っていきたいと思っております。

改めて2025年も、何卒よろしくお願いします。