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入社から半年、今仕事を楽しんでいる新入社員の特徴

入社から半年、今仕事を楽しんでいる新入社員の特徴

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著者

館越 友哉

著者

館越 友哉

Salisbury University/Psychology major卒業後、株式会社NEWONEに入社。入社後、マーケティング部門で新商品開発に従事し、働き方改革ゲーム、エンゲージメントゲーム等のコンテンツ開発責任者および新卒採用担当を兼任。新人育成から管理職育成までコンサルタントとして営業・プログラム開発に携わっており、主に新人・若手領域、キャリア開発のファシリテーターとしても活躍している。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

8月~9月にかけて、新入社員向けフォローアップ研修やOJTトレーナー向けフォローアップ研修が増えてきました。

入社から約半年間、どのような経験をし、どのような成長をしているか。そんな振り返りを多く見させていただく中で、仕事を楽しんでいる方とそうでない方の違いが見えてきました。

それは、本人の要因だけでなく、周囲のかかわりによっても大きな差が生まれている点です。本人・周囲のかかわりにおいて、どのような意識や行動が必要なのか、まとめてみます。

まずは本人要因からお伝えします。

これはシンプルですが、仕事を楽しんでいる新入社員は、責任の持ち方が上手なことです。ここでいう責任とは、任された仕事に対してだけでなく、自身の成長・充実感等も含んでいます。「いやいや、自責で仕事をしたほうがいいでしょ」という声は聞こえてきそうですが、仕事を楽しんでいる方は、十分に自責です。ただ、責任の所在を周囲に配分しており、ここに自責のポイントを置いています。

よく仕事ができない新入社員の特徴として、「やります!と元気に言っていた仕事の期日が遅れる」、「月に一冊本を読みます!と言って全く勉強をしない」等、自分でできないことを宣言してやり切れないというのが、周囲の評判も自己効力感も損ねてしまう結果を生んでいます。

しかし、仕事を楽しんでいる新入社員は、上手に周囲にも助けてもらいながら結果を出すので、周囲の評判も自己効力感も得られるからこそ、仕事がどんどん楽しくなっていきます。

そうした中で、周囲のかかわりとして大事なことは、新入社員に小さな自己決定を促し、やり切らせることです。

逆にいうと新入社員のキャパを見て、自己決定できない量や質の仕事は、与えずに最初から引き取ってあげることです。

かかわる側としては、どこで失敗しそうか、どこまではできそうかの判断は普段からかかわっていれば、何となくわかると思います。だからこそ、少し本人にとってストレッチで、やり切ったと思える仕事を自己決定させ、成功体験になるまでサポートすることが重要です。

一方で、新入社員は未だに全部自分でやらなきゃ...という意識の方は多いですし、かかわる側は、やる気があるうちに一杯フィードバックして、もっと成長させようと思っている方が多いのが現状です。

新入社員としての1年間が今後の仕事の楽しさを決めると言っても過言ではない中で、ここから半年でまだ挽回できます。私自身もNEWONEとしても、さらに楽しく働く人が増えるよう、研修内でのかかわりを大切にしていきます。ぜひ一緒に、楽しく働く工夫を追求しいていきましょう。

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