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マインドセットのその先、可能性を引き出す新入社員研修

マインドセットのその先、可能性を引き出す新入社員研修

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著者

渡部 亮太

著者

渡部 亮太

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員の育成体系構築から、管理職主導の組織開発まで支援。社内ではスキルの可視化等、若手が自律的に成長する仕組みづくりを行っている。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

今年も新入社員研修を各社様とご一緒させていただきました。

入社時には今後どうなることか心配、といった人事様の声も聞こえてくることもありましたが、研修が終わるころには、社会人として現場に出ていく覚悟をもって前に進まれる皆様の姿を見ることができたように思います。

社会人としての心構えに着目した新人研修は多くなってきていると感じます。ビジネスマナーやコミュニケーションスキルといったスキルを渡していくよりも、まずはそれぞれの企業で活躍するための心構えを持つこと、社会人としてのマインドセットを行うことが重要だとする企業様は年々増えてきているのではないかと思います。そして今後はそれぞれの可能性を引き出していくものになりつつあるのではないかと感じています。

先日、計5日間の新人研修をご一緒させていただきました。

社会人として心構えを身につける4日間に加え、最終日はそれまでの研修期間を内省し、自身の強みや未来を考える時間として構成し、実施しました。

 その中で、社会人として求められる姿を理解したうえで、ビジネスマナーの実践やシミュレーションを通して、それを体現する手応えをつかんでいく様子を見ることができました。

4日目には、「半年後、活躍する新人とそうでない新人の違いとは?」という問いに対する持論をお互いに発表することを通じて、今後目指すべき姿を自分たちの言葉に落としていきました。社会人として求められる姿から、自分たちが追い求める姿に変化していった様子がうかがえました。

5日目には、自身のこれまでの研修期間で見つけた強みや課題を振り返り、今後に向けてどのような姿を目指したいかを見つけていくワークを行いました。

お互いへのフィードバックも入れ込みながら進めたことによって、いわゆるジョハリの窓でいう他者が知っている自分が知らない自分を見つけていきました。

「自分の強みや課題を再認識できた」
「自分が気づいていない強みを知ることができた」

といった気づきがあり、それぞれの可能性に気づかれていった時間になっていたのではないかと思います。

これまでの自身の経験の棚卸を行ったうえで、自分はどんな姿になりたいのか、1年後の目指す姿を考えていきました。それぞれが自身の可能性を描き、言葉にしていった時間でした。

ビジネスマインドを身につけることで、社会人としての覚悟、前向きに頑張ろうとする決意を固めることは導入研修期間においてとても重要なことだと思います。

そしてその先に、自身の可能性に気づき、拡げていく時間も同時に重要ではないかと思います。

数ある企業の中から、自身で選び、入社先を見つけた皆様が、導入期間において、自身の可能性を広げる場にすることで、より前向きに自律的に成長を続けられるのではないかと思います。