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NEWONEカルチャーVol.7 細部にこそ神が宿る「研修運営スタッフ業務」

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こんにちは!NEWONE内定者の棚橋(24卒)と申します。

このインタビュー記事は、会社の組織風土に染まりきってない内定者が、NEWONEに当たり前に存在する良い文化・仕組みを紐解く企画です。

第7回目のテーマは「研修運営スタッフ業務」で、渡名喜守哉さんにインタビューさせていただきました。

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ー「研修運営スタッフ業務」とはどんな業務内容を指しますか?

渡名喜:研修運営スタッフ業務を説明するために、まずは私たちの仕事内容を紹介したいと思います。私たちHRP(HR Pertner・研修事業のコンサルタント)はお客様と打合せする中で組織課題を特定し、その解決策としてコンサルティングや研修を提案します。受注いただいたら、具体的なコンテンツをお客様と壁打ちしながら開発し、研修当日を迎えます。研修中、HRPは担当として人事様に対して「午前中のコンテンツいかがでしがか?○○な様子が見受けられたので、もう少し~しますか?」と調整したり、ファシリテーターに「○○という状況なので、強めにメッセージ伝えていただいてもよろしいですか」と伝えたりしています。また、研修1か月後に受講者の状況や変化を先方に伝える報告会があるので、研修では全体感を掴んでいる必要があります。HRPが営業の仕事に従事できるよう、資料のセットや配布は別の社員が担当するのですが、この業務を研修運営スタッフ業務といいます。

ー入社したての頃は研修運営スタッフ業務をすることが多いですか?

渡名喜:4,5月は「祭り」と呼ばれるほど1年の中で最も研修が多い時期です。ほぼ毎日研修があるので新人全員が色々な会場に足を運んでスタッフ業務をしていました。

ー スタッフ業務の導入によって営業担当が得られている効果はなんですか?

渡名喜:2つあって、①当日の場づくりをより良くできていること研修後より本質的にディスカッションできること だと思っています。

①については、全体の空気感や受講者の声、人事様の表情などを観察することで、当日できることの幅が広がります。例えば、人数の多い研修で講師から様子が見えにくいグループがいたら、多めに問いを投げるよう講師に依頼をしたり、人事様が怪訝な表情を浮かべていたら「懸念ポイントはございますか?」と聞きその内容をすぐ講師に伝達したり、とその場で臨機応変に対応することができています。

また、NEWONEの価値提供は研修を1発だけ開催して終わりではありません。研修はあくまでもエンゲージメントを高める手段の1つにすぎないので、研修以外で今後どのような方針で進めるのか、フォロー研修の内容は何が適切なのかをお客様と共にディスカッションしながら固めていきます。営業担当が研修当日の実態をしっかり把握することによって、議論をより深めることができています。

ー研修運営スタッフ業務を通して得た教訓はありますか?

渡名喜:先輩から言われて強く印象に残っている言葉は、「細部にこそ神が宿る」です。例えば、研修資料の表紙ページの向きを受講者の入って来る方向に合わせてセットしたり、ペンや付箋を綺麗に揃えたり、など細かいところまで気を配っていました。逆に雑に資料が置かれていると研修以外のところに注意が向いてしまう可能性もあるので、細部までこだわることもお客様への価値として行動することを大切にするようにしています。

ー 研修運営スタッフ業務を経験して嬉しかったことや成長を実感したことはありますか?

渡名喜:嬉しかったのは、人事様に「NEWONEさんのスタッフ業務ってめちゃくちゃ丁寧ですよね」と何度か褒めていただいたことです。「スマートにこなし、細かいところまで気を配ってくださるので運営もすごく楽です」と伝えていただいたときはシンプルに嬉しかったです。

その他、スタッフは受講者の雑談やグループワークの様子を間近で聞けるので、受講者がリアルに持っている課題感を把握することができ、今のコンサル業務に生かせています。

ー 研修運営スタッフ業務について、入社したての4月と今のご自身を比べて変化したことはありますか?

渡名喜:2つあって、①見るべき観点が増えたこと、②正解がない事に気付いたこと です。

①については、入社当初は目の前の雑用にいっぱいいっぱいになることもありましたが、今は開発にも携わるようになったことで、研修に込められている思いや仕掛けに気付けるようになりました。

②については、スタッフ業務は最低限やるべきことは決まってますが、プラスαの価値提供の範囲が決まっているわけではありません。「これだけすればよい」という学生の考え方ではなく、お客様視点に立ち何が最善か考え抜くことが重要であることに腹落ちしました。

ー 研修運営スタッフ業務への想いを教えてください!

渡名喜:スタッフ業務はただ雑用というより、「一緒に研修をつくる人」と思っています。資料を配るだけでなく、照明が暗いと気付いたら営業担当にすぐ伝えたり、受講者が発表した後は会場で一番大きな拍手をしたり、と一体になって研修をつくっている感覚を持っています。こうした細かい部分からも「NEWONEすごいよね」と思っていただきたいし、受講者の方が「変わりたい」と思える場により近づくのではないかと信じています。

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