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帰属意識とは?意味や定義をわかりやすく解説!

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帰属意識とは

帰属意識とは、メンバーが自分たちが属する組織・グループに対して、その意欲や忠誠心を持つことを指します。具体的には、自分たちが属する組織やチームに誇りや親近感を持ち、積極的に貢献したいと思うような感情や意識のことです。

企業における帰属意識の定義

「企業における帰属意識」というと曖昧かもしれません。それぞれの企業によって、その定義や意味が異なるからです。しかし、一般的な定義としては、以下のように考えることができます。

それぞれの定義の説明

  • 企業全体の帰属意識:企業に対してメンバーが意欲的に参加し、貢献しようと考える意識のことです。
  • チームの帰属意識:チームに属するメンバーが、そのチームに誇りや親近感を持ち、積極的に貢献していきたいという意識のことです。
  • 個人の帰属意識:個人が自分自身が所属する組織やチームに対して、その意欲や責任感を持つことです。

人事領域における帰属意識の意味

人事領域における帰属意識とは、メンバーにとって働く組織やチームに愛着や忠誠心を持って、働き続けたいという意味です。人事領域では、メンバーのモチベーションや満足度を向上させることが求められています。そのためには、メンバーの帰属意識を高める必要があります。

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帰属意識が注目される背景

近年、帰属意識が注目されるようになった背景には、以下のような要因が挙げられます。

  • 働き方の多様化の進展:フリーランスや業務委託など、正社員以外の働き方が広がってきたことにより、企業にとっては正社員を維持するために帰属意識の向上が求められます。
  • 人材の流動化の増加:企業の中での部署異動や、転職がしやすくなったことによって、組織・チームの固定化が難しくなったため、帰属意識を高めることが求められるようになりました。
  • メンバーのモチベーション管理の進化:一般的に、メンバーのモチベーションは、帰属意識の高さに大きく影響されます。そのため、モチベーション管理の観点からも、帰属意識が注目されています。

帰属意識が必要な理由やメリット

帰属意識を高めることには、様々なメリットがあります。主なものは以下の通りです。

  • 離職率の低下: 帰属意識が高いと、メンバーの離職率が低くなるため、企業側としては安定した人材確保が可能になります。
  • 生産性の向上: 帰属意識が高いと、メンバーの仕事に対する意欲が高まり、生産性の向上につながります。
  • 職場のモラルの向上: 帰属意識が高いと、メンバー同士の協力やコミュニケーションがスムーズになり、職場の雰囲気・モラルが向上すると言われています。

帰属意識の調べ方

帰属意識を測定するためには、エンゲージメントサーベイという手法が用いられます。エンゲージメントサーベイは、従業員の働き方や職場環境などに対する意識調査であり、その中で帰属意識についての質問が含まれます。

帰属意識の使い方や活用方法

帰属意識は、メンバーのモチベーション管理に大きな影響を与えるため、その向上策が求められます。以下は、帰属意識を向上させる取り組みの例です。

  • コミュニケーションの活性化: チームメンバーや上司とのコミュニケーションを積極的に取り、情報共有やフィードバックを行うことが重要です。
  • 目的共有の徹底: チームとしての目的や、組織としてのビジョンを共有することで、メンバーの意識統一が図られます。
  • キャリアアップ支援の充実: メンバーが自己実現を果たすために、スキルアップの機会やキャリアアップ支援を積極的に行うことが大切です。

まとめ

帰属意識は、メンバーが自分たちが属する組織・チームに対して、その意欲や忠誠心を持つことを指します。帰属意識は、メンバーのモチベーションや満足度を向上させることができ、その効果は企業にとっても大きいです。帰属意識を向上させるためには、コミュニケーションの活性化や目的共有、キャリアアップ支援などが大切です。