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日常から革新を生み出す:アイデア発想力の実践と反響

日常から革新を生み出す:アイデア発想力の実践と反響

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著者

山川 真美

著者

山川 真美

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員の育成体系構築から、管理職主導の組織開発まで支援。また、キャリア自律をテーマとした新商品開発や、若手が自律的に成長する組織風土づくりに取り組んでいる。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

昨今のビジネス環境は急速に変化しており、企業にとって革新的なアイデアを創出し、それを実現する能力は競争力を保持・強化する上で不可欠となっています。このような背景から、アイデア発想力の育成は企業の持続的な成長の鍵と位置付けられ、その重要性は日増しに高まっています

上記のような背景から、先日、アイデア創出スキルの向上を目的とした研修を実施させていただきました。
新規事業やイノベーション創出の第一歩目として、それらを遠いものととらえず、受講者自身が日々の業務を通じて新しいアイデアを考え、実行する力を身につけることを目的として、「創出スキル向上のポイントインプット」、「アイデアソン」、そして「振り返り」のセッションを通じて、アイデア発想の一連のプロセスを実体験いただきました。

自ら手を挙げて参加されていた方々ばかりだったこともあり、受講者からは多くの肯定的な声が寄せられました。以下にいくつかの声を紹介します。

・ミーティングでは量的思考・質的思考を切り分けてやっていきたい
・アイデアを自分の頭の中に置いておくのではなく、紙に書いたり、言葉に出したりすることが大事で、アウトプットすることで次々と連想されていくと気づいた
・日々の業務で新しい視点を持って取り組むことの重要性を実感した。
・昨年の受講者からの口コミで参加することを決意したが、期待以上の内容で非常に満足している。

また、研修後のアンケートでは、「この先のステップとして実際にビジネスを創出するためのビジネスプロセスを学ぶ研修を受講したい」という声も多く寄せられており、これは第一歩目としての今回の研修目的を達成したからこその声であり、引き続き、二歩目、三歩目とイノベーションが生まれる組織づくりに向けて検討していきたいと思います。

私がこの研修から得た持論は、「アイデア発想力は個々の能力を超えた組織文化の一部であり、これを育むことで組織全体の創造力と革新性が向上する」というものです。発想力は個人の資質だけではなく、組織文化や風土に根ざしている必要があります。それにより、企業は変化する市場環境に対応し、持続的な成長を達成することが可能となります。本研修はこの先も継続して実施し、さまざまなメンバーが参加することで各職場や会社に共通言語ができ、各所でアイデア創出の素地が作られていくと改めて感じました。