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新人育成の現場では、OJT制度が導入されているものの、OJTトレーナーの方からは
「自身の役割や期待が曖昧」「業務支援はわかるけど、キャリア支援の方法がわからない」といった声をよく聞きます。
自身も仕事もある中で余裕がなくなり、育成計画が形骸化してしまうケースも少なくありません。育成計画を活かし、新入育成を進めるためにはどうすれば良いのでしょうか。
OJTの役割と期待を明確にする
OJTトレーナーの方が自信を持って新人育成を進めるためには、まず自身の役割を明確に理解することが不可欠です。特に、OJTトレーナーの方からよく出る声として、
「OJTとして概念的な役割はわかるけど、自チームにおいてどこまでが自分の仕事なのか」「上司は何を期待して自分を指名したのか」がありますが、役割・期待が不明瞭で迷いや負担につながっていることが多いのです。
そのため、上司と『期待と役割』の認識をすり合わせる機会を設けることで、主体的に動ける環境を作る必要があります。
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人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
職場ぐるみの育成を促進する仕組みづくり
さらに、個々のOJTトレーナーが新人育成を抱え込むのではなく、職場全体で支える仕組みを構築することが重要です。
具体的には、以下の施策を取り入れることも効果的です。
• 上司との事前面談の実施(育成方針や期待を共有)
• 育成の進捗を定期的に振り返る場の設定(中間面談・フォロー研修)
• 「業務支援」と「キャリア支援」の区別を意識する仕組み(研修内での振り返り)
• 育成計画書の活用を強化(作って終わりではなく、継続的な更新を促す)
周囲とのコミュニケーションを促す仕組み、加えて、育成に関して意見交換する仕組みを通して、一人で抱え込むのではなく、職場ぐるみの育成に繋げていくと良いのでは無いでしょうか。
主体的な新入社員育成のためには、OJTトレーナーの方の存在が不可欠です。
とはいえ、OJTトレーナーの方も、不安や悩みがあるからこそ、役割の明確化と職場ぐるみの育成体制の強化が不可欠だと考えます。