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リーダーシップとエンゲージメント〜人材流動化時代の次世代リーダー育成〜

リーダーシップとエンゲージメント〜人材流動化時代の次世代リーダー育成〜

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著者

増富 寧々

著者

増富 寧々

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員の育成体系構築から、管理職主導の組織開発まで支援。社内では組織開発の一環としてのイベントを企画・運営を行う。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

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人材流動化が進む中で、次世代リーダーの獲得/育成の必要性が高まっています。

エンゲージメント向上を進め、どのように社内にいる次世代リーダーを組織に惹きつけ続けるのか、そして早期からの次世代リーダー育成はどのように進めていくべきなのか、この記事ではお伝えします。

※本内容は、2023年12月20日実施した「リーダーシップとエンゲージメント〜人材流動化時代の次世代リーダー育成〜の内容をまとめたものです

リーダーシップとエンゲージメント

エンゲージメントとは、企業と従業員、仕事と従業員のつながりの強さや組織に対する自発的な貢献意欲、主体的に仕事に取り組んでいる心理状態を言います。

現在、エンゲージメントが求められている理由は2つあります。

①人材を惹きつける必要性が増しているため

人材流動化の背景から、エンゲージメントを高め「自社の方が魅力的である」と人材を惹きつけることが求められています。

②人材の主体性を高めるため

ビジネス環境の不確実性が高まる中で、主体的な価値創出の必要性が増しています。そのため、エンゲージメントが求められています。

では、エンゲージメントを高めるためにはどのようにしたら良いのでしょうか。

エンゲージメントを高めるメカニズムを弊社では以下のように定義しております。

このように、サイクルを回すことで、エンゲージメントを高めることができます。

また、リーダーシップとエンゲージメントは深く関わっており、今後の次世代リーダーを魅了する/育成するステップの中にもエンゲージメントを当てはめることができます。

魅了するという文脈では、リーダーを行い、成功体験を積むことで再度挑戦したいという思いに繋げます。これは、エンゲージメントサイクルの循環と同じ流れです。

また、リーダーがメンバーを育成するという文脈でも、一人一人が魅力的なビジョンを掲げ自分だけではなく、周りのエンゲージメントを高めることが求められています。

このように、エンゲージメントとリーダーシップの関係は深く、エンゲージメント施策を早期に行うことで、次世代リーダーの育成につながると考えています。

エンゲージメントに注目した次世代リーダー育成のポイント

次世代リーダーを育成するために若手のうちから、エンゲージメントを高め続ける必要がありますが、その時に超えるべき壁が3つあります。

それは「3つのない」です。

①やりたくない
→次世代リーダーにはなりたくない/幹部を目指すつもりがない

②機会がない
→機会がない/適切にアサインされていない

③自信がない
→機会はあるが、自信がない/効力感が足りない

この「3つのない」は、エンゲージメントサイクルを回し続けることで改善/対策することで、次世代リーダーを育成することが可能です。

①やりたくないの対策

自分が何をもってリーダーシップを発揮したいのか、会社として目的を磨き続けることで、「やりたくない」から「やりたい」に転換することが必要です。

内発的動機に働きかけることで主体的な行動に繋げます。

②機会がないの対策

リーダーシップ発揮の機会提供をする、ストレッチ経験を提供することが大切です。

例えば、サイバーエージェント様だと抜擢をして機会を与えて、どんどんリーダーシップを発揮してもらう仕組みがありますが、皆さんも可能な範囲から取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。

また、越境体験をすることも一つの手段であると考えます。社内だけにとどまらず、外部とも連携をすることで機会を創出します。

③自信がないの対策

研修にトランジションサポートモデルを取り入れ、研修を長期間実施することで、自信を高めます。

研修1日目は自信のなかった受講者様も職場実践フォローアップの研修を複数回行うことで、自信をつけていく受講者様は多くいます。

また、能力がある人ほど、若手の頃に釘を打たれ、学習性無力感に陥っている方もいるので、できることに対して許可を出すことで、学習性無力感から解放することも重要になります。

NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。

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まとめ

弊社は組織開発をテーマとした次世代リーダー育成、コンピテンシー強化を目的にした次世代リーダー育成、事業開発をテーマにした次世代リーダー育成等の実績がございます。

他にも様々な文脈でリーダー育成支援が可能ですので、興味がある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

セミナーアンケート(一部抜粋)

・今の取り組みが10年後の次世代リーダーにつながるとお聞きして、すぐに結果が見えなくても今取り組むべき課題だと感じた。
・本日はありがとうございました。エンゲージメントを高めるメカニズムを知ることができ具体的にどのような取り組みをすべきか少し解像度があがった気がします。
・いわゆる組織をけん引していくリーダーシップをではなく、次世代リーダーシップという今後のリーダー見込みの方を育てていくには?というテーマがちょうどよかったです!
・リーダーシップ醸成にはエンゲージメント向上が重要であると認識できた。
・エンゲージメント向上への取り組みを始めたばかりのため、勉強になりました。

登壇者の声

人材流動化が加速する現代において、次世代リーダー育成はすべての企業にとって重要です。そしてこの次世代リーダー育成は、単なる能力開発だけではなく、自組織でリーダーシップを発揮していきたいという意欲を引き出すために、エンゲージメントを高め続けることも重要です。

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