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NEWONEカルチャーVol.8 自己と他者の理解を深める「夢ノート」

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こんにちは!NEWONE内定者の棚橋(24卒)と申します。

このインタビュー記事は、会社の組織風土に染まりきってない内定者が、NEWONEに当たり前に存在する良い文化・仕組みを紐解く企画です。

第8回目のテーマは「夢ノート」で、増富寧々さんにインタビューさせていただきました。


ー「夢ノート」とはどのようなものですか?

増富:夢ノートとは、皆の夢を集めたノートです。背景として、今NEWONEは上場を目指しつつ組織拡大のタイミングに入ってますが、そんな時期だからこそ”ONETEAMになろう”という思いのもと生まれました。1つのノートに夢を書くことで、「なぜNEWONEに入社したのか」「Mission達成のために自分ができることは何か」と改めて自分と向き合う機会になりますし、他人の夢を見て「~~さんはこんな夢をもってNEWONEでがんばっているのか」と他者理解にも繋がります。

ーこの施策はどのような経緯で進められましたか?

増富:2023年の4月頭に先輩から1年目社員に向けて、GPTW(Grate Place To Work®)施策の一環として、お題が渡されました。同期たちと定期的に話し合いを重ね、今のNEWONEに必要なことは、夢を共有することでチーム一体となること、ありたい姿に向けて行動することで、エンゲージメント高く働くことを全員で体現することではないのかということで、「夢ノート」という施策を始め、5月から皆さんの夢を集めていました。

夢をノートに集めた後施策を振り返ったところ、「夢をただ書いただけで終わってないか?」という意見が出てきました。そこで、「書いた夢を可視化しよう」という決断に至り、今度は”夢掲示板”を作りました。掲示板を作ることで、自然目に入るので高頻度で夢に立ち返るきっかけをつくることができたり、夢ノートの認知拡大に繋がりましたが、「結局夢ノートはどこを目指したいのか?」という目的に立ち返りました。

その結果、「NEWONEのMission・Visionを自分で体現することによってエンゲージメントが高く働くこと」という考えのもと、自分の夢や可能性と向き合う場を作ることになりました。それが夢を語る会、「ユメカタの会」です。

ーユメカタの会とはどのようなものですか?

増富:第1回ユメカタは8月に行い、参加は完全任意でした。内容としては、3人グループになって1人が自分の夢を語り、他の2人がその夢について深掘りしていきます。他者から「夢の背景はなに?」「実はこういう夢だったのでは?」「NEWONEでは何ができそう?」と質問されることで、自分の夢を深める機会になっています。

ー夢ノート施策で意識していたことはありますか?

増富:2つあって、1つは参加を強制しなかったことです。「夢を書かなければならない」と強制してしまうと、夢を明確に持っていない人をディスエンゲージすることになりえます。そのため、タスクのように義務化しないように気をつけていました。もう1つは、夢に幅を設けなかったことです。考えやすいように「5年後NEWONEでどうありたいか」という問いを立てていたものの、そこにこだわりすぎず自由なスタンスを取るようにしていました。

ー夢ノート施策で得られた効果はありますか?

増富:来年の2月にサーベイで数値としての変化を出したいと思っていますが、今は他者理解と自己理解が深まったと思っています。休憩時にノートや掲示板をみて「〇〇さんこんなこと書いてるんだ、私も頑張ろう」とモチベーションに繋がったり、社員同士の会話のきっかけになったりしていました。

ー寧々さんご自身は夢ノート施策を推進したことで得たことはありますか?

増富:2つあって、1つは「自分はなぜこの会社に入ったのか」を振り返り、言語化することの大切さに気付きました。目の前の仕事に精一杯になってしまいがちですが、定期的に「何のために働いているか」を言語化することでモチベーションにも繋がります。

2つ目は、組織全体を俯瞰できるようになったことです。「自分達がどうしたいのか」ではなく、「組織がより良くなる施策ってなんだろう」と高い視座で考える良い機会になりました。

ー最後に今後の展望を教えてください!
増富:期限付きの施策ですが、終わったとしてもモノとして残るので、定期的に振り返ってさらにブラッシュアップできないか考えたり、組織のMission・Visionと紐づけて「自分にできることは何か」を考えるワークショップが開催できたら面白いなと考えています。