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新人・OJTトレーナー合同研修の価値とは? 

新人・OJTトレーナー合同研修の価値とは? 

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著者

本間 俊平

著者

本間 俊平

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員・若手から管理職まで幅広い階層の研修設計を支援。社内ではインナーブランディングの一環として、社内イベントの企画を行っている。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

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先日、OJTトレーナーの皆様と新入社員の皆様を対象とした合同研修を実施させていただきました。午前は新入社員とOJTトレーナーがそれぞれ別々に研修を受講し、午後から合流してペアで受講するという全体設計です。

OJT期間も中盤に差し掛かる時期に実施させていただきましたが、新入社員の皆様は自身の成長に対しての漠然とした不安や、OJTトレーナーの皆様は日々の新入社員との関わりの悩みや課題が出てきていることが印象的でした。

合同研修のメインテーマは「相互理解と意識・行動のアップデート」で、
実際に以下のような声が上がっていました。

前半の新入社員の成長をお互いの目線から振り返るワークでは、以下のような受講者の気づきの声が上がっていました。

・OJTトレーナーの期待を言葉で伝えていただき良かった(新入社員)
・OJTトレーナーと振り返ることで、単に失敗だと思っていたことが学びもあったのだと気づけた(新入社員)
・新入社員の自己評価が低く、成長にも目を向けてもらうためのかかわりが必要だと思った(OJTトレーナー)

お互いの目線で認識をそろえる時間となっているのが印象的でした。

 また、後半では成長目標や実現するためのアクションや、お互いのかかわり方を決めていただく中では、

・感じていたモヤモヤを打ち明けられて良かった(新入社員)
・「どういう姿になりたいか」といった話は普段なかなかできないので、研修という場ですり合わせることができて良かった
・新入社員の子が忙しそうにしている自分の姿を見て、声をかけることを躊躇しているとは知らなかった(OJTトレーナー)

等の声が上がっており、対話によって普段なかなかできない話をされているようでした。

 OJTにおいて、新入社員とトレーナーとの間で、振り返りや認識をそろえることを普段のかかわりの中で十分にしていただくことが、何より重要なことです。
しかし、新入社員にとっては多忙に見える先輩・上司へのかかわりは、心理的なブレーキが働き、トレーナーにとっても通常業務もあり育成に割ける時間をとることもなかなか難しいものです。
 研修という場の価値を感じた以外にも、振り返りの必要性や、対話を促進するための相互理解の重要性を改めて認識させられる機会でした。