一行読書:給与以外の報酬を「マネジメント」する力を養い、エンゲージメントを高める『チームのことだけ考えた。』

NEWONEの小野寺です。

“給与以外の報酬を「マネジメント」する力を養い、エンゲージメントを高める”
『チームのことだけ考えた。』青野慶久著

今回は、働き方やチーム作りで有名な、サイボウズ社の代表 青野氏の著書から一行をご紹介します。

サイボウズ社の取り組みの一つとして、給与グレードなどは無く、「市場性」と呼ばれる考え方で評価する給与制度が紹介されています。
他社と比較しながら給与を決めるため、自ずと社員一人一人の自分の市場価値への意識が高まります。

そのため、他社に引き抜かれないようにするために、十分な給与を提示すると共に、給与以外の報酬に目を向ける必要性があります。
給与以外の報酬には、本人が希望する業務や権限、スキルや人脈、働きやすい職場環境など様々な要素がありますが、経営者や上司のマネジメントスキルが高いと、これらの報酬を適切に渡すことができ、メンバーの幸福感を高めることが出来るということです。

サイボウズ社に限らず、世の中的に人材の流動化が激しくなり、あらゆる組織のマネジャーが、常にメンバーのエンゲージメント(組織や仕事への愛着、貢献意欲)を高める必要性を感じているかと思います。

マネジメントとは限られたリソースを分配すること、とよく言いますが、まさにメンバーのエンゲージメントを高めるためには、この給与以外の報酬を適切に分配する「マネジメントスキル」と、どれだけ分配できる報酬があるのかといった「裁量」の掛け算で考えることが重要なように思います。

私自身、昨年から新米マネジャーとしてメンバーのマネジメントを行っていますが、自身の裁量に注目してみると、給与や働く時間は決められませんが、取り組む仕事やチームの関係性など意外に多くの裁量がありました。
また、メンバー・若手であっても自身の「裁量」に注目し(意外に多いことに気づき)、報酬を得ていく「マネジメントする力」が必要だと思います。

※「一行読書」について
株式会社NEWONEでは、「仕事そのものが面白いから働く20代を増やす」というミッションのもと、当事者である20代のメンバーを中心に、「Project NEW20’s」を運営・推進しています。
本コラムはProject NEW20’sの企画の1つであり、「働き方」「20代」「モチベーション」「主体性」「エンゲージメント」「幸福」等のテーマで書かれた著書から、20代の仕事が面白くなるヒントや、20代の能力開発のヒントとなる一行をご紹介しています。
Projectの詳細や関連記事は、ぜひ、以下よりご一読ください。
https://new-one.co.jp/service/workshop/project-new20s/

 


■プロフィール
株式会社NEWONE マネジャー 小野寺 慎平

大学卒業後、(株)シェイクに入社。企業の人材育成や組織開発のコンサルティングを行う。
2018年1月(株)NEWONEに創業メンバーとして参画。
商品開発・マーケティング、組織開発コンサルティング、研修やワークショップのファシリテーターなど多方面で活動する傍ら、「仕事そのものが面白いと思う同世代(20代)を増やす」をテーマに20代向けの能力開発事業「ProjectNEW20’s」を立ち上げる。
2018年3月より(株)OriginalPointに参画。「時代にあったキャリア開発」をテーマに学生向けキャリア支援やイベント企画など行っている。

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