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新入社員の主体的な取り組みを促すOJTトレーナーの役割とは

新入社員の主体的な取り組みを促すOJTトレーナーの役割とは

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著者

三浦 琳斗

著者

三浦 琳斗

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員・若手から管理職まで幅広い階層の研修設計を支援。社内では組織開発の一環としてのイベントの企画・運営を行う。人事として、採用にも取り組んでいる。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

先日、新入社員とOJTトレーナー計20名に対して、合同研修をオンライン研修で実施させていただきました。

昨今、本配属前から新入社員とOJTトレーナーがかかわる機会を設け、配属後に一緒に働くイメージを高めたいと考える企業様が増えてきているように感じます。
本研修では更に一歩踏み込み、いかに配属後に新入社員が「主体性」を持って働くことができるかを意識しました。

そこで、今回の研修のテーマは「自走社員を育てるためのかかわり」と設定させていただきました。

OJTトレーナーの皆様は、自分自身の仕事に加えて、新入社員の方々の育成というミッションも背負うことになります。そんな中で大切なのは、「OJTから新入社員へ一方的に教えるかかわり」ではなく、「新入社員が自ら考えて行動するためのかかわり」です。

本研修でもそうしたメッセージを発信しており、実際に受講者からの声としても、

・話題を探すことや、自分自身の経験談を語ることが正解ではなく、関わる中での傾聴の姿勢を意識することがとても大事であった
・新入社員の方々の成長にコミットするために一緒に物事を考えていく重要性に気づいた

等、新入社員の主体性を引き出すために大切な意識や行動について、具体的に気づきを得ている様子でした。

新入社員の受け入れに際しては、双方に難しさがあり、その難しさを共有しづらいがゆえに、悩むことも多々あると思います。
そこで、配属前に合同で研修を実施し、その中で新入社員の主体性を育むためのコミュニケーションを行うことが、双方の難しさを助けられると感じた経験になりました。