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目次
社会人3年目になると、仕事にも慣れ、ある程度の成果も出せるようになる一方で、多くの人がキャリアの不安や迷いに直面します。
「今の仕事をこのまま続けてよいのか?」「自分は本当に成長しているのか?」「周りと比べて劣っている気がする」…このような気持ちが芽生えるのは自然なことです。
この時期に求められるのは、外部評価に依存しない「根っこから生えた自信」を育てることです。表面的な成果に左右されず、状況が変わっても揺るがない自信を持てれば、不安を乗り越え、自分らしいキャリアを築いていけます。そのための5つのステップをご紹介します。
1. 自分の価値を認める「自己承認」
3年目は、成果を求められる機会が増える一方で、失敗や停滞感を覚える場面も増える時期。そんなときこそ「今の自分に価値がある」と認める自己承認が大切です。
成功・失敗に関係なく、「これが自分だ」と受け入れることで、不安に飲み込まれにくくなります。完璧を求めすぎず、日々の努力や成長に目を向けましょう。
2. 感情を受け止める「感情の自己受容」
キャリアに迷いが生じると、焦りや不安、劣等感が湧いてくるもの。その感情を無理に押さえ込もうとせず、「いま自分は不安なんだな」「焦っているんだな」と認めることが、心の安定につながります。
感情を見つめ、言葉にするだけでも整理が進み、次の一歩が踏み出しやすくなります。
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人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
3. 行動を通じて積み上げる「経験の積み重ね」
考えすぎて動けなくなるのは3年目のよくある落とし穴です。小さな挑戦を積み重ね、行動を通じて「できた」という感覚を養いましょう。
たとえば、新たな業務へのチャレンジや後輩指導など、少し背伸びした経験が自信を深めます。成功・失敗問わず、行動そのものが学びになります。
4. 自分軸を持つ「価値観の明確化」
同期や先輩と比較して「自分は遅れている」と感じやすい時期だからこそ、自分が大切にしたい価値観を明確にしておくことが重要です。
「自分は何にやりがいを感じるのか」「どんな働き方を大切にしたいのか」
自分なりの軸を持てば、周囲の評価に振り回されにくくなり、自信を持って選択ができるようになります。
5. 継続的な自己対話「内省の習慣」
3年目は日々忙しく、自分の状態を見つめ直す時間が不足しがちです。しかし、立ち止まって振り返ることで、自信の土台が育ちます。
「最近うまくいったことは?」「自分が頑張ったことは?」「いまの働き方は自分の価値観に沿っている?」こうした問いを定期的に投げかけ、必要に応じて軌道修正していきましょう。
3年目のキャリア不安は「何かが足りないから」ではなく、これまで見えていなかった「次のステージの問い」に向き合い始めたサインとも言えます。
そんなときこそ、外側の評価に依存しない「根っこから生えた自信」を育てる5つのステップがキャリアの大きな支えになることは間違いないでしょう。