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11月になり、多くの新卒1年目社員が配属後の環境に慣れてきた頃かと思います。OJTトレーナーの皆さんが1年目社員の目標達成に向けて様々なサポートをする中で、達成するための1つのポイントとなるのは、1年目社員の現在地を本人が正しく認識し、適切な対策を打つことです。
しかし中には、周囲の期待と裏腹に「自分は目標に対して十分できている」と自己評価を高めに付けてしまう1年目社員もいらっしゃいます。
1年目社員が正しい現在地を把握し、「自分には足りないところがある」と感じてもらうためにOJTトレーナーは何ができるのでしょうか。
自己評価と他者評価のギャップを見せる
自分には足りないところがある、と1年目の方に適切な不足感を感じてもらうためには、自己評価と他者評価のギャップを見せることが1つのポイントになります。
ある会社様の新入社員フォロー研修の場で、「自分のOJTトレーナーは厳しい/優しいどちらか」という質問に対して、7割程の社員が「優しい」と回答していました。OJTトレーナーの方々も、直接本人のできていないところに言及したり、指導したりすることに対して抵抗があるかもしれません。
しかし、良い面だけ伝えていると、1年目社員は「自分はできている」と思い込んでしまい、自己評価が実情よりも高い状態が生まれてしまいます。新入社員が正しく自己評価できるよう、OJTトレーナーが他者視点を示してあげることが必要になります。
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360°サーベイの活用
とはいえ、1年目社員に厳しく関わることに抵抗が払しょくできない方もいるかと思います。そのような方には、ギャップを見せるための手法として、360°サーベイがおすすめです。まずは自己評価をしたうえで、他者視点からの自分の評価をサーベイで確認し、自己評価と比較することにより、目標に対して自分の足りていないところを客観的に認知することができます。
上記のような手法を用いながら、数か月に一回改めて現状を確認する機会を設け、振り返りと、目標に対するアクションの修正をすることが重要です。
目標達成と現状について、新人とOJTが共通認識を持って関われるよう、サーベイを取り入れてみるのも良いかもしれません。