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マネジメントの型にとらわれず、まずは“聴く”ことから

マネジメントの型にとらわれず、まずは“聴く”ことから

<a href=桶谷 萌々子" width="104" height="104">

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。キャリア自律の育成体系構築や、管理職のマネジメント強化施策など幅広く支援。また、組織開発の一環としての社内イベントの企画・運営を行う。

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メンバーに気づかせる、考えさせる関わりが求められる昨今、メンバーとの対話の中で「このタイミングでフィードバックをしなければ…」「コーチング的にメンバーの考えを引き出さなければ…」と焦ってしまい、ぎこちなく関わってしまうマネージャーの皆様のお悩みをよく耳にします。マネジメントの型を学んだはいいものの、それを使おうとするとむしろ対話しづらくなってしまう、という一見矛盾した状況になる、なんてことも起こりがちではないでしょうか。

まずは“聴く”ことから

このような状況を脱するために必要なことは、マネジメントの型にとらわれず、まずは“聴く”ことが重要です。
「聴く」と一口に言っても、案外普段きちんと実践できていないことの方が多いと思います。

人は相手の話を聴いている途中で「自分なら~と思うな」「この後どのように返そう?」と自分の頭で考え始めてしまうことが多く、純粋に「聴く」ことだけに専念する機会はなかなかありません。

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相手に対する関心・共感を示す

「聴く」を実践するためにまずできることは、相手に対する関心・共感を示すことです。

具体的な手法としては、相手の言葉を反復することが挙げられます。メンバーが漠然と感じていること等を伝えてくれた時、「どうしてそのように思うの?」など「引き出す」かかわりをしたくなりますが、ぐっとこらえて、「○○さんは…と感じているんだね。」と反復してみて下さい。

「引き出さなければ…」と焦っている時よりも、肩の力を抜いて話すことができ、結果的にメンバーは安心して、自分の感じていることや考えていることを話してくれるのではないでしょうか。

まずはマネージャー自身が“聴く”姿勢を示すことで、自然とメンバーの考えや想いが引き出されていくものだと思います。

ぜひ一度、マネージャーの皆さんがとらわれている「マネージャーの型」を脇に置いて、とことんメンバーの話を「聴く」ことに専念してみてはいかがでしょうか。

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