NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
4月、多くの企業様で新入社員が入社されたかと思います。
新入社員研修を実施された企業様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
入社間もない頃は学生から社会人へのマインドの切り替えを行い、社会人に求められる考え方やスキルを学び、実践に移していくと思います。
実践に移すにあたり、新入社員の皆様の目の前には「わかる」と「できる」の壁が立ちはだかります。
今回は、その壁を乗り越え、「わかる」から「できる」へ転換を図るためのステップをお伝えしていきます。
ステップ①「わかる」:意味から学習する
その行動の必要性に気付き、その行動を行う意味に腹落ちしている状態を指します。
背景を説明したり、成功している先輩社員の声を紹介したりしながら、必要性に気付くフェーズです。
研修内では受講者の皆様に必要性を自分たちで考えていただき、自分の言葉に言語化し、腹落ちしている状態をつくります。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
ステップ②「できていない」ことに気付く:自己の客観視
ステップ①で学習した内容を研修内で実行してみて、自分ができていないことに気付くフェーズです。このフェーズでは、できていないことに向き合いながら、自己を客観視し、その行動の真因を理解することが重要です。
研修内では、実践シミュレーションを用いながら、学んだことを実行していきます。シミュレーション後にはできたこと、できなかったこと、その要因をそれぞれ振り返り、「わかっていたのにできなかった」ことに気付く仕掛けをしています。
ステップ③「こうやればできる」ことに気付く:自己効力感の醸成
ステップ②の振り返りから、「こうやればできる」、「次はこういうやり方をしてみよう」とネクストアクションを定めます。
研修内では、振り返った内容を踏まえて改めて挑戦し、2回目には「できる」状態を作り、自己効力感を醸成する仕掛けをしています。
このように、意味からの学習→自己の客観視→自己効力感の醸成というステップを経て、「わかる」から「できる」へ転換を図っています。
特に新入社員の皆様は初めての経験が多く、最初から「できる」状態になることは難しいと思います。
とはいえ、現場の皆様からすると「早期に戦力になってほしい」「研修で学んだことを現場で活かしてほしい」と思われる方も多くいらっしゃるのも事実です。
今回お伝えしたステップを踏まえて、研修内で「わかる」から「できる」に転換を図り、早期に活躍できる人材を育成してみてはいかがでしょうか。