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若手社員の前向きな1歩のためにどう向き合っていくのか

若手社員の前向きな1歩のためにどう向き合っていくのか

<a href=渡名喜 守哉" width="104" height="104">

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員・若手から管理職まで幅広い階層を支援している。また、社内では提案書の集約システムの構築や組織開発の一環としての社内イベントの企画・運営を行う。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

入社3年目程度までの若手社員の方とキャリア研修をご一緒していると、「マネジメントが上手ければもっと成長できるのに」「やりがいがなくしんどい」など不満の声を聞くことがあります。

その不満の原因は何なのでしょうか。

入社からしばらく経ち、外に目を向けられる余裕が出る中で、スマホを開けば転職の広告が流れ、社外の友人と会えば転職したという話を耳にし始めることで「自分はこのままで良いのか」という「不安」が現場での「不満」の根源になることが、この年代に起こる現象の一つでもあります。

キャリア研修では未来についてどうありたいかを扱うことも多いですが、前向きな状態ではない方が多い状況では、逆効果になることもあります。キラキラした部分だけを扱うのではなく、自分の状態はどうなのか、モチベーション曲線も用いて過去を振り返りながら深く内省していくような仕掛けが重要になります。

そのような仕掛けによって、

・やれることはまだまだあり、外のせいにしていて、チャンスを逃しているのだと気づいた
・同期が抱えている悩みを聞くことで自分だけではないのだと前向きになれた
・目の前のことに熱中できるように見直せる部分が多いのだと知った

などの声をいただくことが多々あります。

変化も激しく、不安が常についてくる時代だからこそ、その不安を消し去るのではなく不安と向き合いながら1歩前向きになる。若手社員の皆様には、そんな機会が必要なのだと感じています。