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会社の未来を背負うマネジャーに必要な意識とは

会社の未来を背負うマネジャーに必要な意識とは

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著者

山口 陽輝

著者

山口 陽輝

大学卒業後、株式会社NEWONEに入社。HRパートナーとして、新人・若手から管理職層までの研修設計や新人・若手領域を中心に、ファシリテーターも行う。
社内では、新入社員育成の責任者として社内の育成体系づくり・育成風土醸成を推進する傍ら、Unitのリーダーとしてもメンバー育成を行いながらプレイヤーとして活動している。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

先日、部長職の方々に対して「自社の未来をジブンゴト化する」ことを目的に1日間の対面研修を実施させていただきました。
部長の皆さんは、日頃から自部門のミッションを達成するために戦略を描きながら、メンバーのマネジメントを行っていますが、今回の1日間の対面研修では足を止めてじっくり自社・自部門・自分の役割を見直していただくことができました。

昨今、トップダウン型の経営から、外部環境の変化に合わせてボトムアップ型の経営への転換を試みる企業様が増えています。
ボトムアップ型へ転換していくということは、管理職の皆様も経営の方針に従い遂行するだけではなく、自社の未来を見据えた戦略を自分で描き、経営に上申することも求められます。
ただ、トップダウン時代の名残なのか、経営から戦略が下りてくることを待つ姿勢が見られ、また考える戦略も自社の未来を踏まえたものではなく、これまでの部門方針の延長線上で考えられたものが多いという課題も散見されます。

本研修でも、部長職の皆様ご自身が自社の未来を見据えてバックキャストで戦略を描けるようになってほしいという期待をいただいて、研修を実施いたしました。

具体的には、PEST分析、3C分析、SWOT分析などのフレームワークを用いて自社内外の環境変化に対して理解を深めていただいた後、自部門の戦略への落とし込み、具体的なアクションの検討、それらを経営に上申する設定でプレゼンテーション、その後相互にフィードバックまで行っていただきました。

上記のワークを通じて部長の皆さんからは、以下のようなコメントが挙がっていました。

・これまでは自分で考えることを放棄してしまっていたかもしれない
・自社のことを本当の意味で理解できていなかった
・外部環境を踏まえて中長期で戦略を考えてみると、自部門の価値が広がると感じた
・意外に自分で色々考えてみることも楽しいと気付いた

研修を通じていつもより2段高い視座で自社や自部門の現状・未来を考えることで、自社の未来がどんどんジブンゴト化されていき、自身に求められている役割に自然に腹落ちしていただくことができました。

研修という「場」だからこそもたらすことができた価値だと感じます。