NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
近年、多くの企業でコア事業の収益改善や新規事業の創発に取り組む中で、言われたことを素直に実行しきる組織文化を変えていきたいという声をよく聞きます。
そのためにアンコンシャスバイアスに気づく研修や、心理的安全性を作る研修を実施している企業は多いですが、どこまで効果を発揮しているでしょうか。
問題を引き起こす組織構造に気づく
上記のような研修について行動が起きていないわけではありません。実は研修を受けた方々は現場で如実に実践しているケースも多いのです。
ではなぜ変わらないのか。
それは個々人の努力だけでは何ともならない組織としての構造があります。
例えば、営業部門と開発部門の仲が悪いことを改善しようとして、研修を実施し、傾聴することや相手の発言の背景を確かめる行動を起こしたとします。
問題はここからで、相手の話を聞けたとしても、営業部門と開発部門では利害関係が一致していないため、結局対立構造は変わらないということが起きます。
このようなソフトスキルで対処できない組織構造にも目を向ける必要があります。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
組織構造に対して自身のとらえ方を内省する
組織構造に気づいたとしても、実際にはすぐ変えられるものは少ないです。
となると、あの部署は結局わかってくれない、こんな組織課題を放置する経営層に怒りを覚えるなど他責になるフェーズが起こります。
ここで大事なのは自身もその組織構造を引き起こしている1人であるという事実です。
組織課題に犯人がいません。全員が組織課題の当事者なのです。
実際にどう変えていくのか?
ここに、“ワークショップの場”が初めて機能します。
自身が現状の組織間の関係性に対してどう思っているのか、なぜそう思うのか?を考え、自身の意見を脇において相手の話を聞くということ大事です。
これは本来の対話なのですが、“自身の意見を脇に置く”ことが意外と難しいので、機能していないケースが多いと感じます。
この場の設計を丁寧に行うことで本当び意味で自身の解釈が変わり、組織課題に対して堅実な一歩が踏める行動を策定することができます。
実際には対話といいつつ自身の意見を主張するだけ終わってしまうケースも多くあると感じています。
ただ集めて話すだけではなく、どういった認知転換を狙っていくのかを明確化したうえでワークショップを設計するとうまくいくと思います