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組織をより良くしていくために管理職に必要な意識とは?

組織をより良くしていくために管理職に必要な意識とは?

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著者

渡部 亮太

著者

渡部 亮太

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員の育成体系構築から、管理職主導の組織開発まで支援。社内ではスキルの可視化等、若手が自律的に成長する仕組みづくりを行っている。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

先日、管理職16名の方を対象に職場実践を含む3日間の研修を3ヶ月間に渡って、オンライン形式で実施させていただきました。

これまでは中途入社者を中心とした即戦力採用、即戦力化の組織風土の中で、組織拡大に伴う、新卒採用の強化を行い、伴って、人材育成を強化することが課題となっていました。
これまでは、成果のために育成ではなく、どれだけオペレーションを効率的に回していくかにフォーカスしたマネジメントから、人材育成にも注力するよう意識を転換する必要がありました。

そのため、今回の3ヶ月間、3日間の管理職研修の主要テーマは、「これからの自社の発展のための自身のマネジメントのとらえ直し」でした。
Day1、Day2と進んでいく中で、「自分がやらねば」という意識を持ちながら、「頼らないとやっていけない」ということも同時に抱えている方も多い印象を持ちました。
組織を動かしていくマネジメント層において大切なのは「他者を通じて成果を上げていく」ということです。

「今後の組織発展のために管理職に求められる意識や行動は何でしょうか?そして、想定される壁は何でしょうか?また、それは管理職だけで乗り越えられる壁でしょうか?」

そんな問いに向き合っていただきながら、
「これからの自社の発展を目的としたとき、人材育成は課題であるが、これを管理職だけで取り組み、変えていくのは難しい、メンバーや人事、経営側と一緒に頑張ることが必要である」というメッセージをお伝えしました。

上記の問いに対して、実際の受講者の皆さまの声から

・結局管理職だけでやれることはない
・周囲の力を借りていくためには、まずは自分が変わらないといけない
・より良い組織にしていくために人事に意見を上げていこう

等、組織を、管理職だけではなく、周囲を巻き込みながら変えていこうとする声が上がっていました。

組織変革においては、組織全体の当事者意識が重要ですが、実際に現場を動かしている管理職の皆様が、組織変革を自分だけで抱え込むことなく、「自分も頑張らないといけないが、ちゃんと周囲の力も借りないと達成できないんだ」ということに前向きに向き合える支援をしていくことが重要だと感じました。