これからはプロジェクト業務の「進め方」がカギになる

(株)NEWONEの上林です。
10〜20年後には、今の仕事の47%はAIやロボットに代替されるという予測もある中、 そういった時代に、人間としての仕事の仕方はどのようなものなのでしょうか。

新人導入研修において、「仕事の進め方」のオーダーがある中で、これから押さえるべきポイントについて考えてみたいと思います。

仕事が変化する中で、定常業務が減っている世の中


進め方と言う観点から仕事を見ると、大きく2種類あると思います。
1つ目は「定常業務」と言われるものです。
・過去に誰かが行ったことがあるものであり、
・これからも継続して続けるものであり、
・比較的いつもの関係者で仕事を進めるもの

もう1つは「プロジェクト業務」です。
・始めて取り組むもの(新規性があるもの)であり、
・期限をもって終了するものであり、
・比較的新しい関係者で仕事をするもの

生産性向上の観点から業務の効率性が求められる中、RPAやAI、アウトソース等を活用しようという機運が高まっていますが、それらの対象になるのは上記で言うと「定常業務」であり、この流れは今後益々加速されていきます。

実際に、これからの未来において、「プロジェクトマネジメント」に関連する雇用が大幅に増えるというデータもありますし、米国ではプロジェクトマネジメントが中心となっている職種と、プロジェクトマネジメントが中心で無い職種を比べると給与が倍近くなっているというデータもあるくらいプロジェクト業務に対するニーズは高まっています。

新入社員の導入研修で一定のニーズがある「仕事の進め方」


4月が近づき、入社してくる新入社員の研修企画も進む時期ではありますが、そこで「仕事の進め方」を伝えたいという話をよく聞きますし、実際に実施している企業様も多いと思います。

では、その「仕事の進め方」は、「定常業務」の進め方なのでしょうか、
それとも「プロジェクト業務」の進め方なのでしょうか。

仕事の受け方、ホウレンソウ、協働の仕方などがテーマになることは多いですが、定常業務を前提とした進め方であったり、どちらにも該当できそうな基本的な部分としての仕事の進め方であったりすることが多いと感じます。

入社してすぐは「定常業務」を行いながら仕事に慣れていくことも多く、上記の「仕事の進め方」で問題ないと思いますが、職種によってはすぐに「プロジェクト業務」の割合が増え、それを前提とした「仕事の進め方」が求められるようになります。

その「プロジェクト業務」の仕事の進め方を上手く行えているでしょうか。
そういった業務での戦力化が出来ていますでしょうか。

「仕事の進め方」をバージョンアップさせる


NEWONEでは、これからのプロジェクト業務の拡大に向けて、プロジェクトとは何かを理解し、プロジェクト業務の進め方を理解するための「プロジェクトマネジメント」プログラムをリリースいたしました。
以前からあったシステム開発等のプロジェクト管理技法ではなく、全ての職種で適応すべきポイントを理解し、「仕事の進め方」をバージョンアップする機会を作り出したいと思っています。

「若手に主体性を求めたい」と願っていて、求めている行動のイメージは「プロジェクト業務を自分から仕掛ける」というようなものである人事の方は多いと感じます。

一方で、伝えている「仕事の進め方」が「定常業務」の進め方「だけ」であるならば、それ自体が主体性発揮を阻害している要因になっている可能性もあります。

自ら主体的に行動し、仕事そのものが面白いと感じる人が一人でも多く増えることを目指して、これからも一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。

 


■プロフィール
上林 周平(kambayashi shuhei)

大阪大学人間科学部卒業。
アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。
官公庁向けのBPRコンサルティング、独立行政法人の民営化戦略立案、大規模システム開発・導入プロジェクトなどに従事。
2002年、株式会社シェイク入社。企業研修事業の立ち上げを実施。その後、商品開発責任者として、新入社員〜管理職までの研修プログラム開発に従事。
2003年より、新入社員〜経営層に対するファシリテーターや人事・組織面のコンサルティングを実施。
2015年より、株式会社シェイク代表取締役に就任。前年含め3年連続過去最高売上・最高益を達成。
2016年、若手からのリーダーシップを研究するLeadership Readiness Lab設立し、代表に就任。
2017年9月、これからの働き方をリードすることを目的に、エンゲージメントを高める支援を行う株式会社NEWONEを設立。
米国CCE.Inc.認定 キャリアカウンセラー

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