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主体性と知識の定着の一石二鳥!NEWONE流反転学習とは

主体性と知識の定着の一石二鳥!NEWONE流反転学習とは

NEWONE事務局

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エンゲージメント向上や人材開発・組織開発全般に関するお役立ち情報やメソッドを発信してます!

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

皆様は働く中で研修を1度は受けたことがあると思います。新人研修、管理職研修等を受ける中でインプットが多すぎる、参加姿勢が受け身になってしまうと思ったことはありませんか?NEWONEが行う研修では、受講者が能動的に参加する状況を創り、知識の定着率を高める場を提供しています。そこで今回はNEWONE流反転学習について説明していきます。

用語の説明

反転学習とは

 反転学習とは、事前学習で個人でインプットを行い、集合学習の際にみんなで議論・講 師や仲間に質問する等のアウトプットを行うことです。事前学習では主にeラーニングで動画を視聴する等が挙げられます。

なぜ反転学習が注目されるようになったのか

 なぜ反転学習が注目されるようになったのかについては2点挙げられます。

①アメリカの小中学校でビデオ教材を用いることで学習意欲が向上したというデータが実証 済み

 他にも大学でオンライン講座を反転学習の予習に用いたところ、学生の講座修了率が向上したといわれています。日本においては大学だけではなく、高等学校でも行われてお  り、より深い学びが促進される効果が出ています。研究結果でも従来の予習と反転学習の予習で比較すると予習の制度や記憶の保持に効果が認められています。

②オンライン教育の普及

 コロナ渦でリモートワーク化が進み、ネット環境が整ったことにより、学校や家庭に  PCやタブレットが備えられるようになり、デジタル教材が共有しやすくなりました。

それに伴いオンライン配信やアプリやツールでの学習も可能になりました。

参考文献

https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/56/10/56_677/_html/-char/ja

「反転授業 ICTによる教育改革の進展(重田勝介)」(2014 年 56 巻 10 号 p. 677-684)

反転学習で得られる価値と課題

ここでは反転学習のメリットとデメリットについて記載しております。スライドでまとめておりますので下記をご覧ください。

それぞれのメリット・デメリットについてお伝えしましたので、NEWONEで実際に扱われている事例をご紹介していきます。

NEWONEでの事例

 NEWONEでは一般的な反転学習が抱える課題を解決しつつ、受講者が能動的に参加する状況を創り続け知識の定着率も高めることができる価値を提供することができます。

 通常の反転学習では事前インプット→実践&振り返りですが、NEWONEでは実践&振り返りをした後に補足的にインプットを行う形にしています。(研修に応じてカスタマイズしているので事前課題を課す場合もあります。)

 実際の新人研修等ではAccelaという弊社で開発したコンテンツを提供しております。

流れとしては、

①主体性を引き出すための要素を事前に少しだけ出しインプットする

→「分かる」と「できる」は違うこと、相手視点に立つことの重要性について話します。

※企業様に応じてコンテンツをカスタマイズをさせていただいておりますので内容は毎回異なります。

②実践ワークでお題に沿ってグループで協力しながら進める

→具体的には、「採用コンサルタント会社の社員として、顧客にとって価値の高い採用企画を提案する」というテーマで、受講生にはビジネスパーソンになりきっていただきワークを行います。ビジネスパーソンとして企画検討や訪問、上司への報連相、提案書の作成等を行います。

③振り返りで自分やグループについてアウトプットしながら振り返る

→具体的には、ワーク後にグループごとに内省をしていただき、現状整理・関係者からどんな期待をされていたのか・目的の立ち返り等受講者同士でアウトプットすることで主体性や相手視点に立つことの大切さに気づくようになっています。

④なぜこのワークが大事だったのかのwhyを講師が伝える

→十分な振り返りをしたうえで、主体的な行動をすることが人生の幸福度につながることや意味づけによって得られる価値が変わる等whyの部分をワーク後に伝えることで全てがつながり、ハッとするような大きな気づきにつながります。

上記の流れで進めることよって、実践後に内省も兼ねてグループメンバーにアウトプットしているのでその後インプットをしたときに話の理解度の向上につながります。詳細は下記の図に記載しています。

※ビジネスマインドセットプログラム「Accela」の詳細はこちら

https://new-one.co.jp/service/archive/accela/

NEWONEが行う研修は上記の反転学習のデメリットも解消します。

①教材を制作する等教材準備の手間がかかる

→弊社でコンテンツを企業様に応じて作成することができます

②事前学習の時間、環境の確保が必要

→NEWONE流反転学習で事前学習や環境のわざわざしなくても能動的に参加する仕組みや知識の定着率も高めることができます

③事前学習時のモチベーションの維持

→当日の研修内でプロの講師のファシリテーションスキルによって「人が変わりたいと思う場を創る」ことができます

まとめ

上記のようにNEWONEでは人が変わりたいと思う場を創ることを大切にし、研修を行っています。NEWONE流反転学習で、実践&振り返り→補足的インプットを行い、受講者の主体性を引き出し、知識の定着率も高めることでより仕事に前向きに取り組むことができます。

本記事をお読みいただき、NEWONEの研修にご興味をお持ちいただいた方はこちらからNEWONEがご提供する研修一覧をご覧いただけます。

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