NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。
新入社員のフォロー研修が多く行われる時期ですが、仕事に慣れてきて本格的に業務を進めるようになってきた新入社員の皆さんから
- 仕事がなかなかうまく回せない
- 先輩をうまく巻き込めない
- スケジュール管理が難しい
といった声をよく聞きます。私自身、仕事の進め方に悩んでいる中で、仕事が発生した時点でできることはないか?考えたので、今回そのポイントを共有します。
まず大前提として、社会人1年目が1回で4年目5年目の先輩と同じクオリティが出せるということはまずありません。
初めから自分の力だけで完璧を狙うのよりも、先輩の力(経験や知恵等)を借りながら進めることが、より良いものをつくるうえでも、自分自身の力をつけるうえでも重要です。1人で抱え込もうとするよりも、先輩や上司に自分の状態を共有しながら一緒に進めるという前提で、仕事を受ける時にできることを3つご紹介します。
ポイント1:「どこまでやるか」を相談する(=仕事のゴールを決める)
先輩に「〇〇できる?」とお願いされたときに、「はい!やります!頑張ります!」と二つ返事で答えたはいいものの、どこまで自分の責任範囲なのか曖昧なまま進めてしまうと後々大変です。
仕事を受け取る時に仕事のゴールを決めておくことが重要です。例えば、「来週はあと4時間しか工数が取れないので、大枠は考えてもらって細かい作業系をやりたい」「今回は時間的にも案件的にも成長機会にしたいと考えているので、お打ち合わせで話すところまでやりたい」等、何をどこまで自分で考える(手を動かす)のか、先輩に何をやってほしいのかを決めて相談できると良いでしょう。
NEWONEでは、エンゲージメント向上をはじめとした
人・組織の課題解決のヒントとなるセミナーを開催しています。
ポイント2:次の行動イメージが湧いている状態にする
ゴールが分かっても、いざ仕事を進める時に「結局なにから始めればいいんだっけ?」と迷う時間が生まれるともったいないので、最初に「次にやるべきこと」を具体的にしておくことが有効的です。例えば、「資料を作成するにあたって、まずは過去の〇〇という資料を探そうと思っていますが、どうですか?」等と、先輩に確認すると迷いが減ります。
また、考える系のタスクの場合、「問い」の形にすると具体的な答えが浮かびやすくなります。このように、次の一歩を明確にしてから動き出すことが重要です。
ポイント3:マイルストーンを立てる
最終期限だけを意識すると、途中の進捗が見えづらくなってしまいます。
資料を完成させるには、どんな手順で、何回くらい先輩とすり合わせや相談の時間が必要なのかを具体的に計画し、スケジュールに落とし込むのがポイントです。たとえば、「来週水曜日までに初稿を作成し、木曜日に先輩とチェックする時間を取る」等、進捗報告のタイミングもスケジュールの中で明確にしておくと、より効果的です。
今回は仕事を受ける時に意識するポイント3つをご紹介しました。仕事が発生した時点で見通しを立てることに慣れていき、精度も上がっていくと思うので、ぜひ仕事を進める時の参考にしてみてくださいね。