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管理職研修における「伴走型」の重要性

管理職研修における「伴走型」の重要性

<a href=渡名喜 守哉" width="104" height="104">

株式会社NEWONEに新卒入社。研修をメインとして、人材育成・組織開発のHRパートナーとして従事。新入社員・若手から管理職まで幅広い階層を支援している。また、社内では提案書の集約システムの構築や組織開発の一環としての社内イベントの企画・運営を行う。

NEWONEでは、あらゆる企業のご希望やお悩みにあわせた
多種多様な研修を取り扱っております。

どんな研修があるか見てみる

多忙な毎日で、求められる成果に追われながらも、育成をはじめ多くの役割を担う管理職の方々にとって、研修等で自身の成長に向き合う時間を取ることは容易ではありません。

そこで、今回ご一緒させて頂いた研修では下記の通り、全4日間で伴走型モデルでご一緒させて頂きました。

6ヶ月間【キックオフ1日→(職場実践1ヶ月半)→フォローアップ1日→(職場実践1ヶ月半)→フォローアップ1日→(職場実践2ヶ月)→成果発表】※職場実践期間中にコーチング付き

また、下記の目的で各日程の前後にアンケートを取ることでより行動変容につながる設計にもなっております。

・受講者の状態把握による細かなチューニング
・研修内容のリマインド効果
・研修効果の測定

事前のアンケートでもあがっていた、マネジメントに対して感じている壁についても研修の冒頭ではき出しを行い、きれいごとですませずに受講者の方々が本気で向き合えるような入口づくりからスタートしました。

マネジメントの基本的な考え方をお伝えしながらも、「マネジメントとはこうである」という一方的な場ではなく、外部や内部の環境を考えたうえで自組織におけるマネジメントの役割はどうなのかについて、管理職同士で対話しながら考えていくという前半でした。

後半パートでは、自チームのビジョンを語るロールプレイングを通じて、職場実践期間で行うチームビルディングについても扱い、具体的なアクションのイメージを掴んでいただくような一日の終わりになりました。

研修後の受講者の声としては

・環境によりマネジメントの役割は変わるということがわかった。正解探しに疲弊していたが、組織と個人の結節点である自分の役割について考える良い機会になった。

・会社の方針について腹落ちしないまま、部下に伝えていた。マネジャーとして部下が動きやすいように支援するためにも自分の言葉で語ることの必要性を感じた。

・同じ境遇にいる仲間と話せて不安に感じている部分に向き合えてよかった。

・まだまだ難しいと感じる部分があるが、とりあえず今日の学びを少しでも多く実践したいと思った。

などがあがってきました。

マネジメントに対するリアルな悩みのはき出しから始まり、不安はありつつ前向きに取り組もうという変化があり、良い1日になったのだと実感しました。

職場実践期間での悩みはコーチングにて解消しながら、Day2では仕事の渡し方など具体的なテーマも扱っていきます。多忙な中、試行錯誤していく管理職の方がに、とことん伴走していきたい。私自身も胸が高鳴ります。